新聞のテレビ欄から白くなった。番組が消えた、ほかのニュースが消えた。前代未聞だ。未曾有の災害だ。
「もともとこの場所には街がありました。今は、瓦礫の山になっています。街が丸ごと飲み込まれました」
というテレビのアナウンスに言葉が出ない。ただただ、多くの方のご無事をお祈りするしかない。
そして昨日起きた福島原発での炉心溶融のニュース。私の以前勤めていた建設資材の会社の支店が、福島の浜通りにあり、何度か足を運んだことがある。原発のメンテナンスの足場を提供していたのだ。その機材センターが双葉郡大熊町と仙台市宮城野区にある。
元同僚は大丈夫だろうか。そして妻の親戚が原発の半径20キロ以内にある。私の故郷、新潟県十日町市松之山では雪崩と土砂崩れ。
ここにも親戚やお世話になった方がいる。ただただ、多くの方のご無事をお祈りするしかない。
「人は弱い、弱いから支え合うほかない。長い災害の歴史が、日本という国の地力を試している」
そして1400名を超える死者、行方不明者の方々に、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。合掌。