- 作者: 大田正文
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2010/04/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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さて、この本は、休日の活動=休活をいかに充実させるか、について述べた本。そのエッセンスを紹介しよう。
・119日。これは、毎年あなたに与えられる「自由な時間」です。そう、これは一年間の土日、祝日の合計日数です。一年365日のうち、実に約三分の一が休日という「自由な時間」なのです。「あなた自身=会社・職業・役職」なのですか?もしかしたらあなたは、自分のことを「仕事」以外では語れない状態になっていませんか?これから、119日の時間を使って、肩書なしでも、どんな場所でも勝負できる自分をつくりましょう。それが、この本でお伝えする、「休活」です。
・「3M」という会社は、勤務時間の15%を自分の好きな研究に使ってもよいという「15%ルール」があります。「ポスト・イット」は、この15%の自由な時間を使って生まれました。「Google」にも、勤務時間のうち20%を自分の好きな研究に使ってもよいという「20%ルール」があり、そこから「Googleニュース」や「Googleアドセンス」といった、世の中を変えてしまうようなサービスが生まれました。対して、あなたの休日=自由に使える時間は、それらの企業を上回る一年間の三分の一=約30%である119日です。つまり、あなたの人生を変えるための自由な時間、いわば「あなたの人生の30%ルール」とも言える時間をもっているのです。
・休活のポイント、それはあなたが本当に好きなことができる「第三の場所」を持つことです。あなたの人生の基盤は、「会社」「家庭」「第三の場所」の3点の関係になります。僕にとっては、「勉強会・交流会」だったのです。そのことで、あなたの人生の基盤が安定し、あなたの人生の可能性が増えます。
・あなたが、子どものことから今までに、寝食を忘れるくらい熱中した、好きなものは何ですか?スポーツ、恋愛、読書、得意な教科、美容、ゲーム…。「休活」のヒントは、かつてあなたが寝食を忘れて熱中したことの中にあるのです。好きなことをやり続けて過労死した人はいません。
・人生を制する休活5つの戦略
戦略1 「思考」 → 「行動」 → 「半年継続」
思考から行動に移せる人は、全体の20%、さらに半年継続できる人は、行動に移せる人の20%しかいません。つまりあなたが「思考」 → 「行動」 → 「半年継続」できれば、自動的に20%×20%=上位4%に入ることができるのです。
戦略2 常に人より「半歩だけ」前に出る
誰もがやったほうがいいとは思うけれど、面倒くさがってやらない少しの工夫をすることで、すぐに人より「半歩だけ」前に出ることができます。
「レッドオーシャン」とは、競争の厳しい既存の市場のこと、その対義語の「ブルーオーシャン」とは、まだ誰も参入者がいない競争のない新たな市場です。まだ誰も気づいていない分野、まだ誰もやったことがない分野が見つかります。このブルーオーシャンの見つけ方の一つに、自分が好きなことを2つ以上掛け合わせるという方法があります。僕は「勉強会の達人の超・愛妻家」というポジションです。家電俳優の細川茂樹さんも、「俳優」と「家電好き」を掛け合わせました。
戦略4 1+1+1……=無限大
周りの人と協力してください。協力する仲間が増えれば増えるほど、無限大の力が出せるようになります。
戦略5 「怠惰に過ごす時間」を代償とする
・一万時間の法則
どんな分野であっても、才能を開花させ周りの人よりも一歩飛び抜けたプロフェッショナルのレベルに到達するには、一万時間以上の鍛練が必要であるという法則です。一万時間=約419日です。
・人脈=信用です。「好き」の根底にあるのが、相手に対する「信用」なのです。人間関係はすべて信用でできています。そして信用は、あなたが相手に対して、地道に積み重ねることで得られます。そして相手の信用を得ることができる最も有効な方法は、あなた自身が相手の役に立つことです。例えば、相手が知らない情報を教えてあげる、相手の好みに合いそうなお店や人を紹介してあげる…このようなことはすぐにできるはずです。
・あなたが休活で遭遇する3つのタイプ
タイプ1 GIVER=与える人 人に情報や機会を与える人
タイプ2 TAKER=受け取る人 人から情報や機会を受け取る人
タイプ3 STEALER=盗んでいく人 決して自分から情報提供や機会の提供をせず、自分にとってメリットがあるときだけ、そのコミュニティに現れて、情報や機会をもっていこうとします。
今は、なかなか休みがとれないけど、「休活」も必要だよね。(^J^) おススメ!
愛妻力 大田正文のblog
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