「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「婚活したらすごかった」(石神賢介)

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婚活したらすごかった (新潮新書)

婚活したらすごかった (新潮新書)

  • 作者:石神 賢介
  • 発売日: 2011/08/01
  • メディア: 単行本
 

ワタシが結婚したのは30歳。ちょうどそれくらいにならないと経済的にも精神的にも自信がもてないだろう、と若い頃から考えていたのでその通りになった。現在の妻と6年付き合っての末だった。いまから思うと「婚活」とか「お見合い」とか、「人生の経験値」としてうやっておけばよかったなあ!と思う。(笑)

 

さてこの本。オモシロイですよ〜!「突然、結婚したくなった四十代バツイチの著者が婚活で遭遇したのは、想定外の個性あふれる面々だった。初対面でホテルに誘うCA(キャビン・アテンダント)、情が深過ぎる銀座ホステス、八歳もサバを読むアナウンサー、詐欺スレスレの輩、やたらとムサい男たち......。現実はものすごいことになっていたのだ。ネット婚活、お見合いパーティ、結婚相談所、海外婚活の現状を体当たりで取材した前代未聞、抱腹絶倒ルポ。超実用的婚活マニュアル付き」そのエッセンスを紹介しよう。

 
・この本の内容は、結婚願望が生まれた朝から始まったさまざまなトライアルであり、そこから生まれた好奇心によって重ねてきた取材によるものだ。つまり実体験と徹底した取材をもとに書いた婚活の実用書であり実録書だ。インターネット婚活、婚活パーティなど、あらゆるツールでの婚活現場での体験を重ね、取材を重ねている。出会い話を聞いた女性は、100人を超えると思う。あんなことも、こんなこともした。かなりひどい目にあっている強い印象を残した人もいれば、名前も顔も思い出せない人もいる。出会った女性たちはみな実に現実的だった。
 
いま、魅力を感じる相手と出会うにはどうすればいいのか?婚活の現場はどんなシステムになっているのか?婚活の現場にはどんな男女がいるのか?どんな男女が求められているのか?逆にどんな男女が避けられるのか?この本にはたっぷりと情報がつまっているはずだ。
 
・著者は身長160センチ強、体重70キロ弱、頭は大きく、足は短い。小太りにみられる。フリーランスの著述業なので経済的には不安定だ。本は何冊か出しているものの、印税で生活できる身分ではない。貯蓄はほとんどない。性格はよくない。親しくなった人には意地の悪さを見破られる。大卒だが、二浪で三流私大卒。バツイチ。ただし40年以上生きているので、人との会話に抵抗がない。初対面の人との会話はまったく苦にならない。一番の強みは相手の話を聞く力だ。その程度のことで、婚活ができるのか。ルックス、経済的に恵まれない私が、仕事の場で身につけた「聞く能力」を最大限にいかして婚活に挑戦してみたらどうなったのか本書はその記録でもある。
 
「気がつけば彼女は四つん這いだった」「男の脳は女の知性に発情する」「ブスッと刺して!」「独身証明書を知っていますか?」「ネット婚活は“信用取引”」「ナンパ師には要注意」「本命の絞り方」「目の前に広がる刑務所の食事シーン」「会費無料のパーティーは避けるべき」「パーティーの質は向上している」「パーティーには中毒性があった」「下心に負け、ついついブランド品を購入」「婚活界はおおむね「女高男低」」「食事代を請求してきたセコイ男」「婚活パーティーはふつうの恋愛の訓練になる」「積極的な男は存在しないのか」「出会いは“仮免”の段階」など。
 
「付録・超現実的婚活マニュアル」はいいっ!!!次に結婚するときには活用させていだきます、はい。オススメです!(・∀・)

 

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婚活したらすごかった (新潮新書)

婚活したらすごかった (新潮新書)

  • 作者:石神 賢介
  • 発売日: 2011/08/01
  • メディア: 単行本