「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜いきなり文庫の短編集!…『あの頃の誰か』(東野圭吾)

あの頃の誰か (光文社文庫 ひ 6-12)

あの頃の誰か (光文社文庫 ひ 6-12)

出版不況といわれながらも、稀代のベストセラー作家・東野圭吾氏は、出す本、出す本がバカ売れ!(^v^)

そんな氏だから、いきなり文庫での最新刊ができるのだろう。(^v^) この本だって、もう100万部だってさ!


BOOK〜新刊いきなり文庫!…『白銀ジャック』(東野圭吾
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20101101


さあ、この新刊も、まさかの「いきなり文庫」。しかも収録作は、すべて「わけあり物件」!まあ、例えていうと、東野圭吾アウトレット小説」なのだ。(^u^)
東野作品は、すべて制覇している私としては、読まずにいられない!!!(^o^)丿


8つの作品が収められているのだが。過去に何らかの形で発表されながら、これまでどの短編集にも収録されなかったものばかり。それぞれ理由があるようだ。バブル全盛の時に書かれ、もはや時代小説となっているもの、東野氏自身が作品として内容に不満を感じたもの、などなど。


「メッシー、アッシー、ミツグ君、長方形の箱のような携帯電話、クリスマスイブのホテル争奪戦。あの頃、誰もが騒がしくも華やかな好景気に躍っていました。時が経ち、歳を取った今こそ振り返ってみませんか。東野圭吾が多彩な技巧を駆使して描く、あなただったかもしれれない誰かの物語」


特に、名作『秘密』の原型となった「さよなら『お父さん』」は、なるほど!そうか、っていうカンジ。ベストセラー作家にもわけありがあるんだね。短い時間で読めるのもいいよね。おススメ!(^J^)