「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「歪笑小説」(東野圭吾)

全作品を読破していてるベストセラー作家、東野圭吾氏。ありゃ!?まだこの本読んでなかったかあ…ということでみつけちゃいました!


「黒笑小説」「快笑小説」「独笑小説」と続く第四弾は、「小説業界をネタに、ブラックな笑いで贈る連作小説集」なのだ!

そうかあ…小説業界の舞台裏ってこうなっていたのかあ…!?


伝説の編集者・獅子取さんによれば、編集者に必要なのは三つのGだそうだ。ゴルフ、銀座、ゴマすり。その三つがあれば、ほかは何もいらないってさ。

特に小説の中に出てきて、巻末に載っているこれらの本のタイトルを見るだけでも笑ってしまう。


熱海圭介「撃鉄のポエム」「銃弾と薔薇に聞いてくれ」、唐傘ザンゲ「虚無僧探偵ゾフィー」「煉瓦街諜報戦術キムコ」「魔境隠密力士土俵入り」、大凡均一「深海魚の皮膚呼吸」「殺意の蛸足配線」。青桃鞭十郎「まったり殺して」「こってり殺して」古井蕪子「腰振り爺さん一本釣り」「ぷりぷり婆さん・痛快厚化粧」


さすが!東野圭吾作品の振り幅が広いっ!オススメです。(・ω<)