「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『日本人だけが知らない日本人のうわさ』(石井光太)

日本人だけが知らない 日本人のうわさ 笑える・あきれる・腹がたつ (光文社新書)

日本人だけが知らない 日本人のうわさ 笑える・あきれる・腹がたつ (光文社新書)

最近、テレビで外国人が日本を語るコーナーが増えた気がするのは私だけだろうか。(・。・)


今でも外国では、フジヤマ、ゲイシャ、ハラキリ、サムライということばでちょんまげをつけた武士がいると信じている外国人がいるという。さて、この本は、海外で語られている日本人の噂をご紹介しながら、私たち日本人がどのように見られ、語られ、描かれているのかを探る新しい日本人論。腹だたしいこともたくさん書いてあるんだけれど、それには因果の因があるのだろう。


「日本企業vs.デマ」、「ジャパン・セックス」、「反日感情」、「ゆがんだ日本文化」、「在日外国人の流言」、「日本人から見るガイジン」など、よくもまあこんなウワサがあるもんだね…あきれるというか腹が立つというか。例えば、いくつか紹介しよう。


「日本人は、洋服が透けて見える眼鏡を開発したらしい」


「日本企業は中国でつくった一番いい製品を欧米に輸出する。二番目にいい製品を、日本へ逆輸入する。そして、最悪の品を中国本土で売る」


「日本の男は痴漢をしたくなったら地下鉄へ行く」


過労死=KAROSHI


アフリカにおける死因ナンバーワンは、エイズ
イラクにおける死因ナンバーワンは、自爆テロ
日本における死因ナンバーワンは、過労死。


この過労死、実はKAROSHIという国際用語になっています。海外にもありますが、日本でいちはやく社会的に注目され、厚生労働省によって定義されたことが大きいのでしょう。それが海外につたわり、SUSHI(スシ)、TSUNAMI(津波)、WASABI(わさび)、TOFU(豆腐)などと 同じように、KAROSHI(過労死)として国際用語の仲間入りをし、今では海外のニュースでも当たり前のように使われています。


やっぱりウワサはウワサ。ウチ(SA)流にいうと、「信じるな、疑うな、確かめろ!」あの山本リンダも言ってるよね。「♪〜うわっさを信じちゃいけないよ〜!♪」