「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『楽しい人生を生きる宇宙法則』(小林正観)

久々に正観さんの本を読みました。(^u^) これらの本もよかったよね。


BOOK〜気持ちが楽になる!…『100%幸せな1%の人々』(小林正観
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20090419

BOOK〜人生を輝かせる実践方程式…『「そ・わ・か」の法則』
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20080528



講演が年300回以上!ものの見方の達人による、頑張らないラクな人生のすすめ。そのツボとコツを紹介しよう。


倒産する会社の庭や駐車場はゴミで汚れているという共通項があるようです。ただし、「ゴミで汚れているから」必ず倒産するわけでもなく、「汚れていないから」といって必ず倒産するわけでもありません。わかっているのは「倒産する会社の庭や駐車場が、必ず汚れている」という事実だけなのです。


・40年ほど、超常現象や超能力などを研究してきた結果、どうも私たちは、自分の人生を、生まれるときから死ぬときまで、すべて事細かにシナリオを書いてきたらしいのです。もしそうなら、じたばたする意味はない。これ以上じたばたしても仕方がない、ということになります。すべては自分の書いたシナリオですので、私たちは自分の人生について何も考えずに生きていってよいということになります。たったひとつあるとすれば、「念を入れて生きる」ということ。「念」とは「今」の「心」、今、目の前にいる人を大事にし、今、目の前のことを大事にすること。それだけです。


・ですから、過去どのような選択をし、どのような判断をしたかについても、何一つ悔やむ意味はありません。悔やむ必要はないのです。すべての選択、すべての判断が正しかった。すべてその時々にベストの選択をし、ベストの判断をした、ということを私はお伝えしておきたいと思います。同時に、未来、これから、どういう状況になろうが、そこでどちらを選ぼうが、考える必要はないのです。選びたい方のどちらを選んでもよい。選んだものが必ずや自分のシナリオである。未来について心配する必要はありません


「あのとき、別の人と結婚してたら、もっと幸せになれていたのに」っていう人がいますが、それはない。必ず、その人と結婚するようになっていたんです。例えば、この人と結婚するってときに、この結婚する人と出会うためには、あの人が存在し、あの人も存在し、あの人も存在した。どの人もいなかったとしたら、出会うことがなかった。あの人一人でも欠けていたら、この人に出会わなかったのだから。すべての人が重要で、一人ひとりが同じ大きさ、同じ重さです。


・私が到達した結論というのは、自分がやることを決めるのではなくて、自己達成目標や努力目標なんて全部投げ捨てちゃってかまわないから、いかに頼まれごとをするか。いかに頼まれやすい人になるか、ということです。「頼まれごとの人生」をやっていくと、ある方向のもとに、使われているということに気がつきます。「使われる命」―これが使命、天命と言われているものです。「つかわれる」というのは、真ん中に「わ=和」があります。宇宙の要請に対して和すること。これを拒否すると「つかれる=疲れる」という字になります。


・人間を成長させるためのプログラムは、「50%の温かく優しい言葉と、50%の冷たく厳しい言葉」なんです。すべての人がそのようになっています。誰一人として例外はありません。人に対する評価は、必ず50対50の言葉に分かれるようになっています。人数が99対1になるということもありますけど、そのエネルギーの大きさ、強さでいうと、ちょうど50対50になっています
一生涯で自分が喜びとして味わう総量と自分が辛いと思う総量は同じようになっていて、人間は、必ずその両方を体験し、50対50のバランスの上で成長するようになっているようです。


結婚は何のために存在するのか。実は「幼児性の克服」のために存在します。家庭を持って、妻に対して夫に対して、あるいは子どもに対して、「私」が気に入らなくて爆発するその「私」の「幼児性」を是正するために、結婚、家庭というものが存在します。家庭は、ただ自分の思いを通すための甘える場所でも、ストレスを発散させる場所でもありません。幼児性を削っていって大人になっていく作業の場所として、結婚があり、家庭が存在するということです。


・「諦める」というのは、悪い意味で使われていますが、「諦める」というのは、「明らしめる」と言いまして、宇宙の構造を自分の心の中で明らかにすることを言います。宇宙の構造が自分の中で「明らかに」把握できた瞬間を「諦める」というわけです。仏教ではこれを「諦観(ていかん)」と言います。


・帝国ホテルの重役・村上さんは厨房(料理人)から重役になった初のケースですが、16歳で就職したとき、「鍋磨き」から始まったそうです。全ての新人が、2〜3年は洗い場だけ、という厳しい世界でした。村上さんはそのとき「日本一の鍋磨きになろう」と決意したのだといいます。当時、調理用の鍋はすべて銅製で村上さんが磨いた鍋は鏡のようにピカピカに光り、人を映すほどでした。先輩料理人は、自分の味を盗めレないように、鍋に洗剤や石鹸をドンと入れて洗い場に送ってきたそうですが、村上さんのときだけ洗剤を入れずに鍋が返ってきて、鍋についたソースを舐めることを許され、先輩の味付けをひそかに学んでいったそうです。


「奥深さ」について。結論を先に言いますと、仕事とは関係ないから「自分の世界」を持っていなさい、ということです。例えば、料理が得意、折り紙を折らせたらプロ級の腕、なにか楽器ができる。書が上手、絵が描ける、鉄道に詳しい、雪の結晶の図を20種類描ける、園芸植物に詳しい。UFOマニアだ、アニメのことなら何でも喋れる、芸能開通である、俳句を作る、和歌を詠む、などなど…。「汲めども尽きぬ泉を持っている」ということです。それについて話をさせたら一晩中喋ることができるという分野を持つことです。そういう世界を二十年やり続けて見て下さい。どういうわけか、自分の仕事と自分だけの奥深い世界が融合した新しい人生が待っています。



・魂の研究をしてきてわかったんですけど、結婚相手というのは価値観が一番遠い人どうしが結婚するみたいですね。魂を向上させるために結婚というのがあるからです。結婚というのは、一つの砥石を手に入れるということです。お互いの砥石ですけどね。お互いが削り合うことが結婚です。子供が一人できたら、その子供も砥石になってくれますから、二つの砥石を手に入れたことになります。子供が二人できたら、夫を含めて三つの砥石を手に入れたということです。自分のわがままや自己主張を少しずつ削り合うっていう方法論を身につけるということです。そのために、砥石として存在するのですね。


・砥石には三つのジャンルがあって、<家庭・夫婦>というのが一つ目、もう一つは<仕事、職場>、三つ目は<それ以外の交友関係>です。そう、人間関係全部です。


なるほど!結婚16年になるけど、妻とは全く正反対!だから夫婦なんだね。ナットク!( ..)φメモメモ