- 作者: 池田千恵
- 出版社/メーカー: 明日香出版社
- 発売日: 2010/03/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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・外資系の戦略コンサルティング会社の資料作成部門で、6年間、毎日50枚〜100枚、累計で7万5000万枚以上もの資料をパワーポイントで作成し、見続ける経験をしました。そこで図の威力を目の当たりにしました。
図によって心動かされたり、もやもやした頭がクリアになったりすることが楽しくて、ますます図の魅力をはまっていきました。経験を積んでいくうちに、とある法則を満たして自分の考えを深めたり、相手に伝えたりすると、仕事もプライベートもうまくいくのではないかと思いつきました。
・私は、あなたの貴重な人生を、間違った方向に、「頑張る」ことで、無駄にしてほしくないと考えています。頑張っている人のボタンの掛け違いを直したい、昔の自分のように惨めな思いをしている人を、少しでも元気づけ、適切な方向に向かう手助けをしたいというのが、私の思いです。図解も、頑張りの方向を適切に修正して、ボタンの掛け違いを防ぐための手段なのです。さあ、早速紙とペンを持って、あなたの夢を一緒に見つけ、現実にしていきましょう!
・目標設定する際、P・P・Tの3つの項目を意識して、P→P→Tの手順で行動する。ただそれだけのことです。
P=Purpose:目的(目的を明確にする)
P=Process:過程(夢までの道のりを分析する)
T=Teamwork:チームワーク(相手に協力してもらえる自分になる)
・【SWOT分析】
S=Strength(強み)
W=Weakness(弱み)
O=Opportunity(機会)
T=Threat(脅威)
・図解には、物事をすっきりまとめて、本質をみつけやすくするという機能があります。また、あなたの漠然とした不安の根本原因は「なにをすべきかの全体像がわかっていない」ことにあることが多いのです。この本では図解テンプレートを紹介します。まずあなたのアレンジを加えることなしに、あえて自分の夢をぴったり当てはめ、空欄にあなたの考えを書きこむ形で使ってください。なぜアレンジを加えてはいけないか。それは武道の型を覚えるときのように、「考え方の型」をまずは覚えていっていただきたいからです。まずは徹底的に真似する。そして「型」を覚えてから自分流にアレンジを加えることにより、本当のオリジナルが出来あがってきます。
・図をスッキリ埋める3つのプロセスと5つの極意
1 キーワードを箇条書きにする
2 グループ化する
3 グループを「5つの極意」に当てはめる。※「5つの極意」=つなげる、重ねる、並べる、比べる、分ける
・【打ち込めるものを探す:モチベーションチャート】
あなたの今までを振り返り、大きな転機となったことと同時に、そのときの自分の感情を一緒に書き出してみましょう。人生において嬉しかった瞬間、逆に最悪な経験をした瞬間に、実は「夢の種」が隠れいてる可能性があります。
・【自分の存在意義を確かめる:Why・What・Howの木】
Why:私はどうして不満を感じているのか(悩みの根本原因=木の根っこ)
What:その不満は、何があれば解決するのか(解決策=果実)
How:具体的にはどう行動すればいいのか(根っこと果実を支える幹)
・【自分オリジナルの立ち位置が取れる:ポジショニングマップ】
自分の現時点の位置、憧れの人やライバルの位置を書きこむことで、いったん憧れや嫉妬の気持ちを横に置いておき冷静に自分と相手との距離やスタンスの違いを把握できます。
・【自分ならではの道を探す:ストーカー深堀りシート】
ストーカー=「好き」「得意」「勝てる」の頭文字。
1 最初にあなたの「好き」をどんどん書いていきます
2 それをふるいにかけ、「得意」なものを抽出します
3 そして最後に「勝てる」ものまで絞り込みます
そして3C分析をします。
1 市場(Customer)
2 競合(Competitor)
3 自社(Company)
・【目的を見失ってしまったとき:NMPの天秤図】
N=Needs:必要性(どうしてそれをする必要があるのか)
M=Merit:メリット(それをすることによって得る利益は何か)
P=Problem:問題(それをしないことによって発生する問題があるか)
・【夢に近づくためにすべきことを書きだす:4色To Doマトリクス】
・【やらなきゃ…を、やりたい!に変える:Have to Want to かけはしシート】
・【相手に納得して動いてもらう:Yes/Noチャート】
1 目標は明確か?
2 準備はできているか?
3 達成できたらどれだけの効果があるのか?
この質問にすべて答えられれば、あなたの夢が周囲に伝わり、応援してもらえる確率が高くなります。
・【相手に刺さる資料をつくる:GARPFS(ガルフス)メソッド】
G=Goal:目的、共通認識を共有(同じゴールに向かおう)
A=Analyze:目的達成の方法分析(こんな方法で調べました!)
R=Result:分析から得られた結果(興味深い分析結果が出ました!)
P=Propose:分析結果を踏まえた提案(ついては、ぜひこの提案を!)
F=Future:提案が実現したときの未来(これを実行すればこんないいことがあります!)
S=Schedule:導入までのスケジュール、具体的ステップ(具体的には、こんな手順で実行して行きましょう!)
・【チャンスの女神を逃さない:「かげみ」のミッションシート】
「かげみ」とは、過去、現在、未来の頭文字を取ったものですが、同時に「影見」という意味も込めています。あなたの現在やっていること、未来への原動力の中には、なにかしらの「影」が影響しているのではないかと思うからです
。
けっこう使えそうだね。さっそく書いてみよう!( ..)φメモメモ
夢が現実化する1枚図解 池田千恵
http://conecta.jp/1mai/
図解化コンサル池田千恵の「人を動かす1枚図解」
http://conecta.jp/pawapo/2008/01/post-1.html