「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「中学生のためのテストの段取り講座」(坂口恭平)

この本、いいわー!深いわー!中学生ではなくて、オトナが読むべきだねー!♪

 

「テスト勉強」で段取りを覚えると、人生が楽しくなる!学校では教えてくれない、世界が変わる魔法の「時間割り」の組み立て方。勉強のための勉強ではなく、生きるための勉強を多角的に伝える、著者初の「参考書」! おとなが読んだらもう遅い…!? もう一つの「勉強の哲学」そのエッセンスを紹介しよう。

・ボクは娘のアオに、勉強は教えませんでしたその代わりに、勉強の仕方についてのコツを教えたんです。それがこの中学生のためのテストの段取り講座」でお伝えしたいと思っていることでもあります。僕がアオに伝えたのはたった一つだけでした。それはテスト勉強のスケジュールを作る」ということです。
 
・アオはスケジュール表を作った結果、5教科の合計点数が自己ベストを更新しました。なんとクラスで一位になったんです。
 
頭に入れることはただ一つ「今日はスケジュール表を作る」ってこと。簡単でしょ。それでは講座をはじめることにしましょう。準備することは何もありません。心の準備も要りません。緊張する必要もありません。テストはしません。安心して、テレビで好きなドラマを観ている気分で、リラックスしながら聞いてください。
 
将来の夢はぼんやりでいいんです。むしろ大事なことは、誰に習いたいのか、ということです。
 
「目的地がわかっていると、目的地がわからない時よりもスムーズに歩ける」この当たり前のことも頭に入れてみてください。
 
テストには意味がない。しかし、テストの勉強のやり方を考えることは、今後、みなさんが社会に出て会社に入るわけではなく、一人で生きていくためにはうってつけの訓練である。
 
・僕がこの講座で教えるのは、オリエンテーションでも言いましたが、テストのための自分なりのスケジュール表をつくる」ということだけです。
 
「自分がやりたくてたまらなくて得意なことを、たくさんの人が求めて、集まってきてくれている」
 
・大事なことは「求められること」をしないこと。
 
・社会に出ると、突然、段取りが必要になるんですね。段取りとは、スケジュール表を作るってことなんです。学校では段取りをすべて、先生たちがやるんです。みなさんは誰一人として、時間割を作った人はいないと思います。社会に出ると、段取りしか求められないと言ってもいいかもしれないくらいこの「段取り」が重要になるんです。
 
「今日一日何をやるのかを朝仕事始めにすべて決める」これがまず段取りの基本です。むちゃくちゃ簡単だと思いませんか?
 
僕が考える、学校で教える唯一のことは、どうやって生きていくか、です。つまりは、どうやってお金を稼ぐのかってことです。
 
・大人って、どういうことでしょうか。簡単です。自分で自分を支えてあげられるってことです。段取りとは自分で自分を助ける方法なんです。人から与えられたスケジュールは段取りとは言いません。段取りとは常に、自分で自分の行動の予定を前もって決めることなんです。
 
僕の一日の定量は、
 
①本:原稿用紙10枚の原稿
②絵画:1枚のパステル画
③音楽:1曲、新曲を作曲し録音する
④30人の死にたい人からの電話を受ける
 
です。自分で決めた段取りで、時間を生み出し、その時間の中で、自分なりに動く。
 
「今日一日何をやるのかを朝仕事を始める前にすべて決める」
 
みなさんは今、不安である。不安な理由は全体量を知らないから。全体量がわかったら今後は、テストにかかる日数で割ってください。テストではどういう勉強をするのかは実は重要ではありません。とにかく大事なことは、自分で時間割を作るってことだけです。
 
・とにかく頭に入れておくのは、毎日、定量の勉強をするってことです。スケジュール表を書いたみなさんはもう必ず、スケジュールを終わらせることが確定しているのです。
 
・勘のいい人ならもうわかったかもしれません。なぜお金の稼ぎ方を学校で教えないんです。理由は簡単です。お金の使い方をいろいろと教えると、みなさんは柔軟な思考の持ち主ですので、子供ってみんな柔軟なんです、だから、いろんな稼ぎ方を見つけちゃうからです。
 
将来の夢、ではなくて、将来の現実、を考えてみましょう現実とは、つまり、毎日、どの時間に、何をやっているかだけです。
 
死にたい人のと特徴は、みんな暇を潰すことができないんです。
 
・とにかく、人は何になりたいかではなく、毎日何をしているかなのですね。
 
・僕の会社の目的を列記してみましょう。
 
1 本を書いて販売する。
2 絵を描いて販売する。
3 音楽を作って、演奏して販売する。
4 死にたい人の電話相談をする
 
・恐怖はどうして発生するかもお伝えしました。そうです。知らないからです。
 
段取りを覚えると、死ぬ可能性が格段と減るこれは僕が経験を経て、得てきた知恵の一つです。
 
・つまり、結露は簡単でしょ。継続することだけが才能ってことです。継続していないことはどんなに力があっても才能にはなりません
 
あなた自身がお金になる。お金=才能ですから、あなた自身が才能になる。お金を稼ぐんあなくて、お金になるんです。つまり、お金を稼ぐんじゃなくて、あなたがいくらなのかを自分で決めてみましょうあなたが動いたらいくらになるか、あたなが決めるんです。まずは自分で決めてください。自分で値段を決める、自分がお金だと知る。これこそ、最後に僕が伝えたいことで、それがこのテスト勉強の方法からはじまった僕が伝えたい、段取りの最終形です。
 
お金を自分で作り出してみてください。稼ぐために働くんじゃありませんよ、円グラフを忘れずに。
 
いいなあ〜!深いなあ!坂口恭平さん、いいなあ!超オススメです。(・∀・)