- 作者: 西田文郎
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/12/11
- メディア: 単行本
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ナントこの第一話は、このブログでも紹介した、北海道千歳市の『らーめん みのり』の大将こと石崎さんが載っているんだよね〜!大将の話は泣けるねえ…。(T_T)
GOURMET〜北海道に行ったらぜひ!…『らーめん みのり』
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20080407
GOURMET〜北海道の名店再び!…『ら〜めんみのり 2』
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20100319
この本のキーワードは「多喜力」、読んで字のごとし、他人を喜ばせようとする力。お金儲けの知性があれば、人は誰でも「社会的成功者」になれるけど、もうひとつの成功、「人間的成功」が人生には存在する。これは他者に勝つのではなく、その反対に他者を受け入れること。確かにそうだよね。人は自分のためよりも、相手のための方が頑張れるよね〜!(^v^)
全8話ともいいんだけど、特に、第一話と第二話が好きだな。実話だから胸が熱くなるよね。おススメ!
第一話 「たった二ヶ月だけの妹」〜ラーメン屋主人の話
出会ったときは、末期がんで余命2カ月の女性。天涯孤独な身の上の彼女の話を聞き、「兄」になると決意したラーメン屋の主人は最後に「ウエディング・ドレスを着たい」という「妹」の願いをかなえようとする…。
第二話 「無料で配る850個の「夢」ケーキ」〜伊那にある一軒のケーキ屋さんの話
毎年、「夢」ケーキの日、というのを決め、子どもたちがデザインしてきたケーキを作り、無料で配っている長野のケーキ屋さん。今年はその数、850個。なぜ、彼は子どもたちのためだけに、そんなすごいことをやっているのか…。
第三話 「ゴミ山で暮らす子どもたちが教えてくれたこと〜アジアを旅するカメラマンの話」
第四話 「残された100歳までの夢日記」〜和歌山の小さな小さな会社の話
第五話 「宇宙にいちばん近い男の本当の夢」〜小さな工場の専務の話
第六話 「いちばんの出会いは交通事故」〜車いすのキャプテンの話
第七話 「淋しさが育てた多喜力の心」〜会社をついに上場させた社長の話
第八話 「障害者が生き生きと働ける場所」〜若い兄弟が作ったクリーニング工場の話