- 作者: 船井幸雄
- 出版社/メーカー: ビジネス社
- 発売日: 2009/07/08
- メディア: 単行本
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冒頭で書かれている、「二つの真実」の、一つめとは、人類の歴史はもとより、われわれ個々人の生涯につきましても、生没の年月日を含めて、その９９．９％以上は何千年も前から決められていたといってもいいことです。二つめの真実は、その決められていたことが、最近のことですが、案外簡単に改善できるようになった、よいほう、正しいほうに変えられる、その条件や手法が分かった、ということ。
その根拠は、『聖書の暗号のメッセージ』なんだって。ホンマかいな！？そして「日月神示」「中村天風さんの生き方」へと続く。これらのメッセージは私もいろんな筋（？）や本を読んでいると異口同音に聞くことだが、船井さんがいうのだから真実味があるよね。このことについては、もっといろんな本を読んで自分で確かめたいと思います。「信じるな、疑うな、確かめろ！」だからね。
この本の中で、もっとも響いたのは、私達、日本人の役割についてだ。やっぱり２１世紀のリーダーは日本だよね。(・。・)
【日本人が持つ１０の特性】
１ 日本人は、他人の気持ちを察することのできる非常に珍しい特性を持っています。
２ また、日本人んお自然観は独特です。自然と一体化することを善とする珍しい人種です。
３ さらに日本人はおだやかで、国民全体が親切です。世界で一番安全な社会を創りました。また、多分いまでも世界一の平等な国でしょう。しかも共産国家ではありません。
４ 日本語は主語がなくても通じます。日本人は、自分を主張することや争いが好きではありません。というより下手です。それを誇りに思っています。これも、まったく珍しい特性です。
５ 日本人の美意識は独特だと思います。わび、さび、あわれ…などの美意識は、日本人以外にはまったく理解できないのではないでしょう。
６ 日本人は「あいまいさ」を何より生き方の基本においています。また面と向かって、他人を批判したり悪口は言いたがりません。珍しい人種です。
７ 日本人は自己責任型です。言葉も受け身語が多いのです。人をそんなに深く恨みません。
８ 多くの変化があった中で。日本人は常に天皇を特別視して尊敬してきました。これは世界のどこにもないことです。ともかく国民が見事に一体化しています。
９ 一般に日本人は勉強好きで働き好きです。そしてそれらを美徳とします。遊び好きな人を決して高く評価しません。株、為替、デリバティブなどで儲けるのも評価しません。
10 多くの日本人は、おだやかで平和が好きで、争いが嫌いです。死を美化しますし、恥の文化があります。卑怯者呼ばわりされるのをもっとも嫌います。細かいところによく気がつく整理好きな人たちです。それらが、環境と教育・訓練によって、前大戦時における特攻隊を生み出したのだと私は思っていますが、これらは外国人には、なかなか理解してもらえないことでした。
やっぱり、船井さんはオモシロイ！また他の本も読んでみよう！オススメ！(^。^)
