「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

CINEMA〜あきらめないということとは?…『ザ・ダイバー』

今日は私の大好きな映画を紹介しましょう!それが「ザ・ダイバー」!もう10回くらいは反復しているけど、毎回泣けるんだよね〜。


「ネイビー・ダイバーは戦士ではない。海難救助のエキスパートだ。
もし水中に亡くしてしまったものがあれば、それ探し出す。
もし海底に沈んでしまったものがあれば、それを引き揚げる。
もし行く手を阻むものがあれ、それを移動させる。
もし幸運ならば、
若くして海底200フィートの世界で死ぬだろう。
ヒーローになる道があるとすれば、
それが一番の近道だからだ。
まったく、俺にはわからない。
ネイビー・ダイバーになりたいと思うヤツの気持ちが。

海軍 マスター・ダイバー ビリー・サンデー」



1950〜60年代まだアメリカ海軍に厳しい人種差別の壁があったころ。様々な障害や苦境を乗り越えて、アフリカ系アメリカ人として初めて栄誉ある"マスター・ダイバー"の称号を勝ち取った男・カール・ブラシア、実在の人物だ。

ネイビー・ダイバーになるという夢をもって養成所に嘆願書を出す。しかし、黒人といっしょに海に入ることさえ許されなかった当時その手紙は握りつぶされた。そして3年かかり、ようやく養成所入りを許可されるが、そこには、鬼教官サンデーや同僚とのイジメや虐待、試練が待っていた…。「俺の目の黒いうちは絶対に黒人マスター・ダイバーを誕生させない」それを死に物狂いの努力でことごとく乗り越えていくカール。


マスター・ダイバーになるための最終テストでは、絶対合格させないための細工がなされていた…そしてカールはそれさえも乗り越えていく…。そして、ようやくマスター・ダイバーになった彼を待ちうけていたのは、誰もやりたがらない危険の大きい不発弾の処理。そして事故で失った片足…。それでも義足を使って、現場に戻りたいと硬い意志を持つカール…。そして天敵(?)のサンデーとの深い友情が芽生える…。(>_<)


クウ〜!思い出しただけでも泣ける…。この映画では、「あきらめないこと」、「前例のないことにチャレンジすること」、「ミッション=使命感とは」など。ラストの裁判のシーンは涙なしでは見られない!絶対にみるべし!(ToT)/


ザ・ダイバー
http://www.foxjapan.com/movies/thediver/