「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜リリーフ投手の極意!…『救援力』(鹿取義隆)

子どもの頃からの夢が、プロ野球選手になること歌手になることだった。(^。^)
小学生の頃が、長嶋、王のONの時代だったからね。そしジャイアンツは、長嶋、藤田、王監督政権で、
リリーフで活躍した著者・鹿取義隆氏は、明大の先輩。ナント!キャッチャーから投手へ転向したんだってさ。(^。^) 。

巨人と西武で19年間、755試合登板 91勝46敗131セーブ 防御率2.76 先発16度完投はわずか1。野球人生のほとんどをリリーフで活躍した鹿取氏が語る、救援投手論それは周到なる準備力とそこから得た自信、強い肉体、そして状況判断…。ビジネスにも通じるよ!そのエッセンスを紹介しよう。


自分の体調に関するノートを作成していました。キャンプから、体についての情報を。
練習内容に伴って、肩、腰、足…と体のあちこちに張りや痛みが出てきます。例えば、300球の
投げ込みをしたときには、この箇所がこんな風に張ってくるという症状とともに、対処法、結果もフォローして克明に書きとめておくのです、キャンプ終了後も。体調に変化があれば、ノートにつけておきました。
それを毎年、続ける、そうすると、ある箇所が張ってきたとき、ノートを開いて、過去の記述を読み返せるわけです。この「マイカルテ」は、自分の体を知る大きな指標になりました。自分の体は自分が一番分かる。
トレーナーの感覚よりも自分の感覚を大事にしていきたいという思いだったと思います。


・勝ったときは、勝利の余韻を少々楽しむこともできますが、敗戦のときはそりゃ、気が重い。
でもそれを引きずっては、ダメです。私の場合は、敗戦の余波を、自宅(または宿舎)まで持ち込まないようにしていました。すべて帰りの車(あるいはバス)のなかでクリアしてしまうのです。打たれた理由はわかっているからです。今日は何が悪かったのか、次にどうする、という反省と対策を自分の頭の中で組み立てて、納得するのです。そういう切り替えの早さは、この仕事で必要なことです。


・リリーフ投手は、試合では1球で勝負が終わることもありますが、その1球のために、キャンプで2000球以上投げ込みシーズンへ入っていきますペナントレースの大事な場面、1球ですべてが変わってしまうような状況で自身を持って投げるために、2000球の積み重ねがあるのです。1球のために、毎年、毎年キャンプから準備します。ブルペンで投げ込み、走りこみます。
試合のマウンドでは1球のために、球場の広さ、風、走者、打者、アウトカウント…と状況判断を即座にしています。それをやっておかないと「勝負の1球」につながらないのです。1球をおろそかにすれば、間違いなくしっぺ返しを食らいます。プロは準備がすべてです、あらゆる場面で準備をしておくのです


・ファームにはキャリアの浅い若手が多くいます。コーチがまず肝に銘じなければいけないことは、「辛抱強く、何度も同じことを言う」です。選手が出来ないのは当たり前。それを出来るようにしていくのが我々コーチの仕事なのです。米国マイナー・リーグのチームには、どこにもマニュアルブックがあります。選手にやらせることが一ヶ月単位で決まっているのです。


ん!こんなビジネスマンになりたいよね!(^。^) これが私の理想!先発完投も出来て、中継ぎも、リリーフも!あらゆる場面で信頼されて活躍できるような。オススメよ。(^_-)-☆