- 作者: 和田茂夫
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2008/09/19
- メディア: 新書
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ハガキという武器を使って、アプローチしやすくする、紹介をいただく、一度断られた見込客を復活させる…などなどのアイデア。これは手書きの威力を活用したもの!
さて、この本は、デジタル時代だからこそ手書きが際立つ! 仕事のあらゆる面で使え、しかも手間は最小限という「手書きのすごいワザ」を達人が伝授!あらためて、自分でやっていることが明確になったりした。そのツボとコツを紹介しよう。(^^♪
・この本では、手書きがもつ力を「手書き力」と呼ぶことにしている。手書き力はコミュニケーション力であり、メールや電話、そして面と向かってする会話などと同じく、とくにビジネスマンには必須の能力だ。
・「手書き」を積極的におススメするのはなぜか。手書きの持つ力が直接、字のうまいヘタには関係しないからである。手書きには、それだけで一つの力があるのだ!
・なんでもかんでも、パソコンとインターネットで済ませればいい、といういものではない。せっかく身についている手書きというコミュニケーション・スキルをあえて使わないのはもったいないのだ!
・ひところ、「手でなぞる」、「声に出して読む」をテーマにした本が人気を呼んだ。これらに共通するのは、「アナログ」を見直す世の中の流れだ。情熱を持って力を込めて書いた、相手のことを思ってていねいに書いた、といったことが見るひとに伝わるのだ。そうした情報が伝えられるのが、手書きというコミュニケーション・ツールである。
・商店街の八百屋さんや魚屋さんの店先に立つと、真っ先に目につくのは手書きの値札だ。「大特価!千葉県産ほうれんそう98円!」「今が旬!勝浦産かつを298円!」こういうのを見ると、本当に良い品物を、大安売りしている気がするから不思議だ。手書き値札に迫力を感じてしまうのは、私たちが無意識のうちに、背景にあるものを感じてとっているからだ。
・資格試験などを受験する人が「絶対合格!」とか、家を建てたい人が「○○万円貯める!」とか、目標を貼り出すことがある。あれなどは絶対に、パソコンできれいに印刷してはいけない。手書きの迫力を借りた方が、目標達成がぐんと近づく。
・手を動かして書くと、記憶が強化されるということについては、脳科学の分野でも実証されているそうだ。本当は五感をフル稼働させて、声も出し、身振り手振りも交えて行うと、もっと記憶が強化されるという。
・印刷された文字と、画面上に表示される文字が圧倒的多数で、手書きはむしろ少数派だ。希少価値だから手書きはもの珍しく、それだけでも価値が高いのだ。その分、手書きの力はパワーアップしているといえる。
・自分より字がヘタ(と思われる)人が、ていねいに書いた字は好感度が高い。
・手書きは、「世界に一つだけ」のメッセージだ。手書きのメッセージは世界に同じものが二つとないのだ。
・集中力大幅アップの秘策のひとつとして、「紙とペンだけで集中力が持続する」方法があるという。それは「小刻みな目標と集中ワード」を書いて、集中力が途切れそうになったら見る、というもの。「小刻みな目標」を書くことは、達成度を確認しやすくなる。「集中ワード」には、自分へのごほうびや励ましを書く。すると、脳の中の集中スイッチがオンになるのだそうだ。
・やはり紙とペンは、長い歴史で磨かれてきた、史上最強のツールなのである。私たちは、この最強のツールが持つポテンシャルを、最大限に引き出して使うべきではないか。
・はがき、年賀状、暑中見舞いに必ず手書きのためのスペースをつくっておくこと。ほんの二、三行でいいから相手に応じたメッセージを手書きする。それだけで、ほとんど印刷の年賀状でも立派な手書きのメッセージになる。
実は、この『感動の仕入れ!』は、もともとは手書きでアナログだったんだよ!これらのアイデアはすぐに使えるよね!(^。^) ( ..)φメモメモ