「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『島田紳助の話し方はなぜ9割の人を動かすのか』

島田紳助の話し方はなぜ9割の人を動かすのか

島田紳助の話し方はなぜ9割の人を動かすのか

沖縄に来ています。(^。^)沖縄はもう20回以上は来てるかな。東京とは違う暑さ!さわやか〜!


さて、テレビをひねれば(…古い表現…)、大活躍なのが、島田紳助。(^−^)彼の番組はオモシロイよね〜!そのボキャブラリーとアドリブ力、発想のユニークさはめちゃくちゃ仕入れになる。
漫才ブームから、司会業、そして飲食店などのサイドビジネスなど、芸人のトップを走り続けている。

この本は、タイトルに書かれいる「話し方」よりも、彼の人生観、ビジネス哲学、マネー哲学から恋愛論まで赤裸々に分析した内容。(^−^)紳助の発言を中心にその一部を紹介しよう。


・自分の店やったら、何よりノウハウが手に入る。うちの店長にも、ノートだけは絶対つけろよ、って言うた。「おれは金はいらんねんや、ノウハウが欲しいんや」って。


・「もてなすのは人ですよ。おいしかったとか楽しかったとか、感じさせてくれるのは施設やないねん、人やねん」


・「ボクも飲食店やってるでしょ。美味しいと思ってもらう魔法をかけるんですよ。魔法にかかったお客さんが“メッチャうまい!”って感動すんねん。“何て幸せな一日”と思って帰るのよ」


・「オカンが握ったおにぎり、うまかったやろ。あれ、大してうまくないで。オカンが愛情持って握っとったから、うまいように感じたんや。その代わり、知らん人が握ったおにぎり、怖いやろ?」


・(飲食店は)「遊びだからこそ、真剣に真面目にやらなきゃいけない。成功させなきゃ、面白くもなんともない。つまり、遊びにはならないのだ」


・「同じ280円の牛丼を食べるのでも、ポケットに10万円持っていて食べるのと、280円握りしめながら食べるのとではずいぶん違う


・「友達に裏切られたことはない。一緒に遊ぶこと以外は、何も期待しないから。そして、仕事のことでは、お互いに助け合わないことが大事」


・「人は時々、疲れることもあるやん。出来ることなら、ちょっとワガママやけど、南の島に行きたい、何も考えん時間が欲しい(などと考える)。それを“疲れる”っていうねん。でも“疲れている”証が、頑張っている証


・「おもろい話、つくり話をする場合があるでしょう。(中略)そういう時は、情景を見ながらしゃべっているんですよ。目で見たものをしゃべる。そしたら大丈夫なんです、人間は


・「漁船から湊に陸揚げされる大量の魚を見て、「美味しそうだ…」という人もあまりいないだろう。そのただの魚を、誰も想像できなかった料理に完成させるのが僕らの技術であり、感性なのだ。僕らだって、普通の人と同じように、平凡な普通の日常を生きている。その平凡の中から、素材を見つけ出し、料理しているだけなのだ


「人間、誰かにちょっと負けてるなあと思ったときは、だいぶ負けている。だいぶ負けるなあと思ったときは、もうむちゃくちゃに負けているものなのだ」

・「僕は出資はするけど、基本的には経営者にも社長にもならない。店で毎日汗を流しているやつが、経営者であり社長であるべきなのだ


・「漫才師になる人間には3つの人間がいる。1つは才能のある人間。こいつは幸せになれる。次に才能のないの気付いて辞めていく人。この人も次の人生、幸せですよ一番不幸なのが、才能ないことに気付かず、いつまでもやってるヤツ。結構多いんです。コイツらを何とか辞めさせたらんと、次の人生不幸になると。だから(M−1出場条件で結成)10年と決めているのも、そこなんですよ。10年やって準決勝残らんかったら、辞めなさいよと、それが本当の意味でのボクのメッセージなんですよ。ところがアホは辞めへんわ


・「成功して失うものはある、。何かを得れば、何かを失う。ほんとによくできたもので。たくさんお金をもらったら、たくさんの何かを失うのだ。ほんとうに大切なものは、優しく持たないとつぶれてしまうのだ」


・「たまたまでも実力でも、成功したんやから、ええやないか、とは思えない。たまたまの成功なんかじゃない。自分が成功したのは、自分にそれだけの能力があったからだと証明したい。それも他の誰かにではなく、自分自身の心に」


・(浮気がテーマのトーク中)「神様が仕組んだんですよ。神の毛だって生えている意味がある。手の指だってモノを取りやすくできている。となると、このオチンチン。子供3人作ったら、取れたらいいじゃないか。まだ取れないということは、神様は何かを指示している。子供3人出来て取れなかった瞬間、「神はオレに何を命令しているんや!」と」


・「太い木は、なかなか火がつかないけれど、いったん火がつくと長く燃えることができる。それは常識的にわかることだ。だが、しょっちゅう暖炉を見ていると、いくら太い木でも油断すると、あっという間に消えてしまうことがあるのだ。真ん中だけが燃えて、両端が消えていることもあるし、近くの他の薪が消えてしまうことによって、途中で消えてしまうこともある。燃えたからといって安心せずに、木の角度を変えたり、燃えている方にももっていってやったり。手をかけないと、いくら太い木だって、完全に燃え尽きることはないのだ」


…ん〜、深イイなあ!(^◇^)紳助は自分の目で見、自分で体験した中からしゃべっているから説得力があるんだろうね。ポストイットがいっぱいになっちゃった!おススメよ!(^◇^)