「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜大人力の77%は「笑われ力」!…『笑われ力』

笑われ力

笑われ力

ウチ(SA)のトレーニングの中で、顧客から『愛されるためのキャラクター』になり、『他人の立場を作る』ために『好感の持てるドジな自分になるエピソード』を作るというのがある。失敗談を語るメリットに関しては、ここでも紹介したよね。(^。^)


BOOK〜『人を2時間飽きさせない雑談力』(多湖輝
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20090420


「心地良い人間関係」に「笑い」が不可欠なのは言うまでもない。しかし、ウケを狙えば狙うほど、スベりやすくなるもの。そこで登場するのがこの、「笑われ力」
よりよい人間関係を築くため、自然な「笑み」を生み出す力が「笑われ力」
大人力の77%は「笑われ力」でできています。残りの23%は、それほどたいしたものではなかったり面倒くさいもの。素の自分をさらけ出し、「笑われる」ことの先にある「心地よい人間関係」こそが目的なのだ。そのツボとコツを紹介しよう。


・想像してみてください。友人数人とカラオケボックスにいます。ルールが2つ、「笑ってはいけない」し「笑わせてはいけない」。さあ、あなたなら何時間この部屋にいられるでしょうか?たいていの人なら15分持たないでしょう。 「笑い」とは、人と人との間になくてはならない空気のようなものなのです。

【笑われ力の基本ステップ】

1 「ダメな自分」を見つける

「ダメな自分」は、必ずしも「イヤな自分」ではありません、他人から見れば、たいして気にすることではない場合がほとんどです。

2 「笑える部分」を特定する

3 自分で笑い飛ばしてみる
あくまでも他人事として、「誰かがこの話をしたら自分は笑えるだあろうか」という立ち位置で自問自答を繰り返して下さい。自分を客観的に見つめる力が問われます。

4 笑顔で他人に話してみる

5 「心地よい笑い」が生まれる


【「笑われ力」の公式】

ダメな自分を時間軸で整理すると、
過去のダメな自分=「失敗談」
現在のダメな自分=「無知」「悩み」「コンプレックス」「苦手」
未来のダメな自分=「妄想」


基本構造は、「ネタ」 × 「表現」

1 「失敗談」×「毒舌」 特に幼少時代の失敗談はネタとしてはもってこいです。
例=林間学校でおもらししちゃってさあ〜

2 「無知」×「勘違い」
例=大久保利通って誰?会ったことあったっけ?
人物ネタなら、「会ったことない」、地理ネタなら「行ったことない」、歴史ネタなら「生まれてない」、聞きなれない言葉は、「それっておいしいの?」とすっとぼければ十分です。

3 「悩み」×「誇張」
例=彼氏が遠くに行っちゃうの。私耐えられない…2駅先に…。(*^_^*)

4 「苦手」×「比較」
例=3歳の娘の方が英語の発音がいいんだよね…。

5 「コンプレックス」×「内緒話」
例=田舎に帰ると、めちゃめちゃ方言に戻っちゃうずら

6 「妄想」×「時事ネタ」

【そのまま使える「笑われ力語録」】
・(タバコを買いながら)「ああ、また納税しちゃった」
・(ブログとかないの?と聞かれ)「ブログ?まだ食べたことないなあ」
・(雪の日に)「思い出すよ。大雪の日の大学受験ですべったことを」 …など。


【「笑われ客観力」を磨くための「笑われ100本ノック」】〜リスト化してみること。

・ちっちゃな夢100本(カールを一袋一気食いしてみたい)
・密かに好きなこと100本(プチプチをつぶすのが好き)
・ちょっぴりうれしかったこと100本(トッピングのクリームの量がいつもより多かった)
・無意識に得意なこと100本(風船ガムを大きく膨らますのが得意)
・赤っ恥、青っ恥100本(電車の中で寝言を言ってしまった)
・やっちゃった〜!な失敗談100本(勢いよく駆け込んだトイレが女便所だった)
・人知れず困っていること100本(隣のおじさんが臭い)
・くだらないのに腹が立ったこと100本(自販機のおつりが全部10円玉だった)
・実は苦手なこと100本(携帯メールを打つのが苦手)
・子供のころ信じていたアホなこと100本(アイドルは、う○こもおならもしない)
・子供の頃のしょーもない武勇伝100本(パラパラアニメ製作が得意)
・子供のこと思わず泣いちゃったこと100本(おまえは橋の下から拾ってきたんだよ)
・友達の自分のとっていいところ100本(おごってくれる)
・通りすがりの他人との妄想ロマンス100本


今、流行のおバカキャラには勝てないよね。(^^♪よく考えてきたら、私の日常は、『笑わせること』と『笑われること』で出来ているのかも。だって緊張した状態だったら自分らしさが発揮できないからね。だから時々オモシロイことやくだらないことを言うのだ。だって、『馬鹿も休み休み言え』だからね。なんちゃって!
人間関係の潤滑油になるよ。オススメよ!(^^♪


笑われ力 石原壮一郎、太田敏正 (ポプラ社
http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=80004960