「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『壁をブチ破る最強の言葉』(桜井章一)

壁をブチ破る 最強の言葉 (ゴマ文庫)

壁をブチ破る 最強の言葉 (ゴマ文庫)

岐阜に来ています。初めて!(^◇^)いいところだね。

さて、ここ数年ハマっている20年間無敗の雀鬼桜井章一氏。(^◇^)
彼の最新作は、文庫本。研ぎ澄まされた言葉が胸に刺さる。本物の人物だけに感じる凄みを感じる。やっぱりこの人の言葉は響くなあ!(^_^;)
将棋棋士羽生善治氏が、「分岐点の時に読み返したい言葉がたくさん詰まっています」とのコメントを帯に載せているのも分かる。
ちょっと長くなるんだけど「最強の言葉」のエッセンスを紹介しよう!(^◇^)


【幸福】 幸福は、求めるべきものだろうか?
幸福は、誰かに求めるのではなく、誰かにあげるものです。誰かにつくってあげるものです。子供がいたら、(この子に幸福をつくってあげよう)とか、友達がいたら、(この人に幸福をあげよう)とか、そういう意識がある人は、多かれ少なかれ幸福感があるはずです。


【良心】 「キレイごとだけでは生きていけない」というが、キレイごとだけで生きていける。
キレイごと=汚いことには手を染めないで、自分が正しいことを思うことをやりとおすこと。心が強ければ、自分がどんなに不利なときでも汚いことをせずにすむのです。いつでも自分の良心に従って、あくまでもキレイごとで押しとおすべきなのです。


【不調】 不調なとき、無理にそこから抜け出そうと思わなくていい。
やることなすこと裏目に出てしまうようなとき、どうすればいいかといえば、ただ待つしかないと思います。いまは潮が引いているけれ、やがてまた潮が満ちてくるときがあるのです。その周期を待つのです。真っ暗な夜の次にはかならず新しい朝がくるのです。
 

【グチ】 辛いときは、黙って耐えない。
「いま僕は、とても辛いです」という自己表現はどんどんやればいいと思います。困難な状況は誰にもあるもの。それを表現できないというのは、自分がどんな困難に直面しているのか、自分自身でもよくわかっていなかったり、そこから目をそむけているからです。


【夢】 夢は大きいほど、おかしなことになる。
あのマザー・テレサさえ、「わたしはたったひとりしか助けられない」といいました。この言葉にすべてが集約されているのではないでしょうか。「若者なら大きな夢を持て」などと無責任なことを言いますが、あまりに大きすぎて実現性のない夢は、ただの妄想にすぎません。
私は「夢は小さく持て」。目先のことを先延ばしせず、あるいは人任せにしないで、自分でコツコツひとつひとつやっていくことこそ大切なのです。


【守り】 どんなに強い「守り」でも、守りである限り本質的にモロい。
人間は、「守り」に入ったら弱い。しかし、「護る」だったらどうでしょう?「守る」には保身のイメージがあり、「護る」には全体感があります。生命を護る。自分の生き方を護る。家族を護る。ここには「守る」も「攻める」もありません。「護る」は万能の言葉なのです。


【勘】 「勘に頼るな」というが、「知識」より「勘」のほうがあてになる。
【頭】 「心構え」ができるには、「カラダ構え」をキチンとする。
【音】 「目」より、「耳」のほうがよく見える。
【痛み】 心に痛いことは、忘れようとするのではなく、受け入れる。
【結果主義】 「結果よければすべてよし」は、ウソである。
【マニュアル】 「現場感覚」こそ「マニュアル」より優先される。
【リーダー】 本当に優秀なトップは、部下の責任まできっちりとれる。
【自己責任】 失敗の責任は、すべて自分の責任として背負ってしまう方が、ラクである。
【人間中心】 「人間が地球上でもっとも優れた生物」というのは、間違いである。
【子供】 「ルール」でなく、「卑怯」を教えるべきである。
【おカネ】 おカネを借りることはそれ自体、基本的に罪である。


…などなど。すべて紹介したいくらいだなあ!何度も読み返しなくなる。オススメよ!(^◇^)