「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜僕はなぜ働くのか?…『義理と人情』(みのもんた)

義理と人情―僕はなぜ働くのか (幻冬舎新書)

義理と人情―僕はなぜ働くのか (幻冬舎新書)

「一週間で最も長時間、テレビの生番組に出演する司会者」として、ギネスワールドレコーズに認定されたみのもんた。(^v^)本名の御法川法男(みのりかわのりお)では呼びにくいと、姓は「御法川」の「みの」。申年生まれにちなんで、名前は「もんた」と、野末陳平さんに名づけてもらったのだという。へえ〜!( ..)φメモメモ


その素顔は、家業である水道メーター製造・販売会社ニッコク代表取締役社長である。その彼の著作は単なる芸能人本ではない。赤裸々な彼の人生哲学にあふれいている。エッセンスを紹介しよう。


・僕のやりたいこととは、実は昔も今も変わらずお客さん(視聴者、聴取者)に喜んでもらうこと。ただ、それだけなのです。


・「疲れた」と思うのか「充実している」と思うかは、考え方次第。疲れたと愚痴っていると、本当に披露してくるから不思議です。「忙しい」「忙しくない」にしたってそう。僕は人に「忙しいでしょ?」と聞かれると「暇ですよ」と答えるようにしています。だって、まだ水曜日と日曜日の夜が空いてますからね。


・僕が若いに伝えたいのは「義理」を大事にしなくてはダメだといこと。「義」=わが身をかえりみず他人のために尽くす人のこと「理」=物事の筋道のこと。つまり「義理」とは、人と交際するうえで務めなければいけない行為やものごとのこと。簡単に言うと「交際上のルール」ということです。「義理を立てる」とは、つき合いや恩義を感じて相手の立場を立てること。時には自分を捨てて相手を敬うことです


・僕の座右の銘「一期一会」。「一期」というのは、生まれてから死ぬまで、つまりは一生のことです。「一会」とは、一生の中の一つの出会いのこと。ですから、「一期一会」とは、一生で一つの貴重な出会いのことを言います。人の人生は儚いもの。いつ死ぬかも分かりません。ということは、今出会った人が、人生の最後に出会う人かもしれない。だったら、誠意を尽くして精一杯もてなしなさい、そんな意味だと思うのです。


特に、「第7章 僕の経営論」は特にオモシロイ!

・僕は今でも、「本業」はニッコクの経営者だとおもっています。そのため、会社が軌道にのった今でも、経営は絶対人任せにはしません。どんなに遅く帰っても、自宅の書斎で全国の営業所から届いた書類に目を通すのが毎晩の習慣。それが無理な場合はどんなに眠くとも翌日の朝早くには起きて、確認し、早々と指示を出す。そして「朝ズバッ!」の収録が8時半に終わると、楽屋に待機してもらっている秘書と総務の担当者と毎朝の打ち合わせを行う。ここで銀行印が必要な書類や重要な書面、手紙類に目を通ししかるべき処理をする。夕方になると経理担当者と話し、一日の入出金を確認。資金調達や銀行との折衝など、細かい事項を確認し指示を出します。テレビ局へ移動する時間は、書類に目を通す時間など、番組の収録以外の時間はほとんど経営者としての仕事に費やしている時間もありません。やる以上は全責任を負って、燃焼しつくすまでやり遂げる。やるといったらやると、僕は決めています。


…ん…、すごいなあ、みのさんって!(^−^)おススメよ。