- 作者: 湯本香樹実,酒井駒子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2008/04/17
- メディア: 単行本
- 購入: 10人 クリック: 55回
- この商品を含むブログ (74件) を見る
最愛の人を亡くすということのせつなさ、悲しみを分かち合える仲間の大切さ、そしてつらさを癒す音楽の存在、そして再び歩き出すということ…。そんなメッセージが分かりやすく描かれてます。絵がまた優しいタッチでいいんだよね。そのエッセンスを紹介しよう。
くまとなかよしのことりが死んでしまいました。くまは小さな箱を作り、花びらを敷き詰め、どこにいくにも持ち歩くようになりました。
森の友達はいいます。
「つらいだろうけどわすれなくちゃ」
そしてくまは部屋にに引きこもるようになりました。
ある日久しぶりに土手に出てみるとやまねこが昼寝をしていました。そこにはおかしな形をした箱(バイオリン)が。
くまはいいます「きみの持っている箱見せてほしいんだ」やまねこは「きみのはこのなかをみせてくれたら、ぼくも見せてあげるよ」
やまねこは、
「きみは、このことりと本当に仲が良かったんっだね。ことりが死んでずいぶん淋しい思いをしているんだろうね」
くまは、驚きました。こんなことをいわれたのは、初めてです。やまねこは、「きみとことりのために、一曲演奏させてくれよ」
くまは、ことりとの楽しい日々を思い出しました…そして…。
ジーン…。(ToT)/ あとは読んでね!(~o~)プレゼントにしてもいいかも!オススメよ!