- 作者: 三木谷浩史
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/10/01
- メディア: 単行本
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なんか親しみを感じると思ったら、私と同じ素質の888(動物占いではチーター)なんだね。どうりで!
楽天はなぜ急成長できたのか?そこにはどんな秘訣があるのか?創業当時から現在に至るまでずっと社内に掲げている『成功のコンセプト』の五項目を解説したのがこの本。
ウチ(SA)にも、SAコンセプトというものがあり、CDブックとして販売させていただいて大変好評をいただいているが、今こそ企業のミッションとか使命感、企業理念、コンセプトって大事だよね。そのツボとコツを紹介しよう。
1 常に改善、常に前進
人間が創り出すモノはどんなものであれ改善の余地が必ずある。そして日々改善を続ける限り、人は日々前進することができる。たとえ毎日1%の改善でも1年続ければ37倍になる。1.01の365乗は37.78になる。これは1人の人間の話だけれど、組織として考えればもっと大きなことが起きる。
2 Professionalismの徹底
ビジネスで成功できるかどうかの鍵は、結局のところ、仕事を人生最大の遊びにできるかどうかだ。ホモ・ルーデンス。人間は遊ぶ動物なのだ。名人といわれる漁師が、「いやあ、漁ほど面白いものはないぞ。世の中の人はどうしてみんな漁師にならないんだろう。俺にはそれが不思議でならないんだ」それがプロフェッショナルというもの。子供は本気で遊んでいる時、疲れを知らない。僕がいうのは、そういう風に生きようということなのだ。
面白い仕事があるわけではない。仕事を面白くする人間がいるだけなのだ。廊下の雑巾掛けにも喜びを見いだせる人が、僕は真のプロフェッショナルだと思う。
3 仮説→実行→検証→仕組化
仕事を進める上では具体的なアクション・プランを立てることが大切。
4 顧客満足の最大化
楽天はあくまでも「サービス会社」である。傲慢にならず、常に誇りを持って「顧客満足度を高める」ことを念頭に置く。
5 スピード!!スピード!!スピード!!
重要なのは他社が1年かかることを1ヶ月でやり遂げるスピード。勝負はこの2〜3年で分かれる。ビジネスにスピード感をつける最良の方法は、当事者意識を持つこと。つまりは自分が仕事の主人公になるということだ。
いいねえ!やっぱりせっかちな私は、スピード大好き!(^◇^) 真っ赤な表紙も素敵。おススメよ!