「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「カンブリア宮殿 スゴい社長の金言」(村上龍✕経済人)

 


カンブリア宮殿 村上龍×経済人 スゴい社長の金言


ワタシの大好きな番組、テレビ東京カンブリア宮殿、弊社もがっちりマンデー!!」「ガイアの夜明け」「林先生の初耳学」「教えてもらう前と後」等に出演しているが、この番組に出られたらいいなあ!とずっと願っている。(笑)。


さてこの本、10年間のゲスト500人の中から50人を厳選し、金言・エピソードとともに紹介。「成功するまでやれば必ず成功する」「経営者は従業員の心を掴め」稲盛和夫JAL)「勝算7割で勝負せよ」孫正義ソフトバンク)「他人ではなく自分のコストを削れ」鈴木修(スズキ)「生産性を上げればおいしくなる」正垣泰彦(サイゼリヤ)「再建は楽しく元気に」澤田秀雄ハウステンボス
などの名言がいっぱい!そのエッセンスを紹介しよう。


・「終戦のとき、会社ができてまだ8年だったんです。そんな時点で日本が負けたわけですから、技術も設備もお金もないんです。けれどもビッグスリーやヨーロッパの先進自動車諸国はどんどん生産してるし、日本にも輸出している。ぼやぼやしていると潰れちゃうから。3年でビッグスリーに追いつけというのが、豊田喜一郎さんの指令だったそうです。だからみんな、やり方をどう直していくかを考えた。お金が使えず設備もないのだから、やり方を考えないと仕方がない。それでムダをなくしてムダをなくして、というのがだんだんカイゼンの思想になっていったわけです。昭和25年には潰れかけてますしね。銀行団に助けていただいたり、あのころの先輩たちは本当に苦労したんです。」張富士夫 トヨタ自動車名誉会長)


・「ものすごくせっかちです。落ち着きがないといいますか。楽天を始めて3年、ちょうど社員が50人ぐらいのときにこれから大きくなっていく中で、屋台骨となるコンセプト、普遍的な5つを書き出しました。1 常に改善、常に前進 2 プロフェッショナリズムの徹底 3 仮設→実行→検証→仕組化 4 顧客満足の最大化 5 スピード!スピード!スピード!」の5つです。三木谷浩史 楽天 代表取締役会長兼社長)


ドトールをやるとき、心豊かにしなければいけないと思いました。店作りそのものも心豊かに感じられるものでないといけない。普通の喫茶店では、だいたい100円、200円のカップやスプーンを使っていたんです。ところが私は人の心を豊かにしたいと思ったものだから、ボーンチャイナで2300円のコーヒーカップを作ったんです。スプーンも7、800円。都会に住む人々は心身ともに疲れている。そういった方々に一杯のコーヒーと通じて安らぎと活力を提供することが、喫茶業の使命だと思ったんです。鳥羽博道 ドトールコーヒー名誉会長)


・コア中のコアである写真フィルムを失った21世紀。変革、改革をしました。これだけ変化が激しい厳しい時代は何が出てくるか分からないような、急な曲がり角の多い道みたいなことになる。だから変化に対応できるというより、変化を先読みできたらいいのです。もっといいのは、変化を自分で作り出せばいい。自分が主導権を握ればいいんだと思います。古森重隆 富士フィルムHD代表取締役会長・CEO)


何でも100%成功するということはあり得ないわけですから、挑戦をしながらも、失敗をするようなケースの場合には早めに収拾するということでしょうね。何かプロジェクトを進める場合には、始まってからそれを計画通りにいっているかどうかフォローして、計画から非常に大きな乖離があるような場合には早めに止めるということですね。茂木友三郎 キッコーマン 取締役名誉会長 取締役会議長)


景気が悪くなると、生き残るのは最高の製品を作っている企業なのです。私はみんなとは違った人間になりたいと思って育ちました。人と違うことをして第一人者になりたいといつも思っていました。みんな人とは違うものを書いたがります。よりよいものを欲しがります。インスピレーションを求めています。自分の考え方を変えたいと思っています。衝撃を受けたいのです。そして今まで求められていなかったもの、想像したことがないものが、従来のものより優れいてると知って驚きます。

私が絶対にしないことのひとつがアドバイスです。でも唯一アドバイスするとすれば、アドバイスを聞かないことです。私は専門家が嫌いで、経験は必要ないと思っています。アドバイスに耳を傾けるな、やりたいことをやって、諦めるなということです。ジェームズ・ダイソン ダイソン創業者)


・これだけパラダイムシフトして、経済社会が急速に変化するときに、戦略に時間をかけていたら、できあがった戦略は現実からもう遅れてしまう。ですからだいたいの方向性が出たらもう、すぐに実行に入る。そして実行の現場の波打ち際で、トップも入り込んで戦略を柔軟に変更していくということをしないと、もう間に合わないのです。当社の場合は、一致流の戦略と二流の戦略を重んじます。(井上礼之 ダイキン工業取締役会長兼グローバルグループ代表)


戦略的にはやはり夜やったことです。深夜にやっている店はなかったので、やれば繁盛するのはわかっていました。他のみんなができなかったのは人の確保の問題があったからです。働いてくれる人がいなかったので、施設に行ってお父さんお母さんが育てられない子どもたちに働いてもたったり、若い時に刑務所に入っていたような人たちと一緒にやったりした、それで粘っていたらバブルが弾けて人も入るようになった。ほとんどの人は、そこまで粘れなかった。諦めなかった。でもその前にほとんどの人は諦めちゃった(神田正 ハイディ日高 会長)


いいねえ。研ぎ澄まされているねえ。金言としたいねえ。オススメです。(・∀・)!


 


カンブリア宮殿 村上龍×経済人 スゴい社長の金言