- 作者: 岩中祥史
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/05
- メディア: 文庫
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BOOK〜面白データが語る日本一!…『あなたも知らない県民力』
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20090302
日本に日本人はいない。ただ、京都人や新潟県人がいるだけだ! 狭い日本ながら四十七都道府県人の性向は、外国人同士さながらにさまざま。各種の資料統計を元に独自の見聞と分析を加え、そして少々の偏見をまじえた県別雑学の決定版がこの本。そのツボとコツを紹介しよう。
・北海道…日本人離れした開放性、そしていかにも大陸的なおおらかさがある。些細なことにもあまりこだわらないし、プレッシャーに弱いところがない。カラっとした気質が目立つ。性格的にも裏表がないし、相手の気持ちを斟酌せず、思ったことは面と向かってずけずけいうところがある。このあたりは島国根性とはかなり距離を置いている部分でもある。
・宮城県…宮城県人は、東北人ではない。かなり都会っぽいのである。北国に似合わぬ、のんびりとしておおらか、開放的、社交的な気質がはぐくまれている。宮城県人が東北において優越感を持つと同時に、東京に対してはいかんともしがたい劣等感を持つ。さまざまな刺激と変化を求めているため、新しいもの好きで、そのぶんあきっぽいところがある。「伊達者」に象徴される、スマートで淡泊な都会的な生き方が優先するのである。
・秋田県…とくに男性はとても享楽的である。お酒をよく飲み、遊び好きなのである。ふだんは寡黙でとっつきが悪そうでも、ひとたび酒が入るとたいへん饒舌になり、これが同じ人なのかと驚くほどである。また見栄っ張りの傾向も強い。気前の良さは東北六県のなかでは随一。ふところが悪くても、大盤振る舞いするのが秋田の男性である。「湯沸く国」「米の国」「酒旨き国」「女美しき国」。理容院・美容院の人口当たりの数が第一位でオシャレなのである。
・群馬県…「上毛カルタ」に見られるように郷土愛という点では関東ではトップだ。「上州名物―かかあ天下とからっ風」という言葉にあるように「女性が強い」。四大ギャンブル(競輪、競馬、競艇、オートレース)が全部そろい根っからのギャンブル好きである。ちなみにパチンコ機の製造台数は日本一。自動車保有数、率とも日本一で、群馬人はクルマをよく買い替える。新しいもの好きで、裏表のない正直者が多く、ムードに乗りやすい。ただ、運転は乱暴である。短気、言葉が荒いが義理人情を大切にする人が多い。
・新潟県…県民気質としてはそれほど派手なものがあるわけではない。粘り強さと愚直さである。口下手で不器用だが、ひたむきで堅実、きまじめな面も目立つ。これは、長い冬の間、うずたかく積もって雪と毎日のように格闘する暮らしを思えば、創造できないことではない。離婚率が全国一低いのも、たいがいのことは我慢するというのが新潟県出身の奥さんのようである。
・鳥取県…全国でもっとも人口が少なく、約60万人である。東京都足立区と同じ、県庁所在地では鹿児島市並みである。その理由は、人の住める平地が少ない、気候条件が厳しい、交通が不便などの条件がすべて揃っている。勤勉で実直、がんばり屋である反面、おとなしい、引っ込み思案、保守的といった東北地方と似た県民性が育まれてきた。
・島根県…閉鎖的な地域特有の人間関係からくるストレスを解消するのが得意でない人たちが多い。まじめで勤勉、そして我慢強い人が多い。引っ込み思案で保守的だから、新しい物に対する関心も薄い。「出雲モンロー主義」という言葉もあるようによそ者に対しては排他的である。ただし、ひとたび親しくなると一転してうちとけるところがある。
・徳島県…全国の中でも有数の働き者。普段は勤勉、懸命に働き、無駄な出費を抑え、お金をコツコツ貯めるこれが平均的な徳島県人の姿である。保守的で新しい者を取り入れるのに消極的。また全国一の仏壇生産量を誇り、真言宗の信者数が最も多い。もともとの気質は、底抜けに明るく、開けっぴろげ、好奇心も旺盛。
・大分県…ケチでがめつく、利己的、足を引っ張りあうばかりで協調性がないことを示している九州では異質の県民性。クールで、個人主義的な色彩が強い。その反面、実直で誠実、約束をきちんと守る人が多く、ひじょうにこまやかな心遣いを見せる。また、自主独立の気風も強い。
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GOURMET〜北海道限定のカップ焼きそば!…『やきそば弁当』
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20080412