- 作者: 児玉光雄
- 出版社/メーカー: 東邦出版
- 発売日: 2004/12/01
- メディア: 単行本
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さて、何度か取り上げている児玉光雄氏のイチロー本。この機会だったから本棚からひっぱり出しちゃったよ!何度読んでも彼の言葉は含蓄深いね!その代表的なものを紹介しよう。(^v^)
・「僕がどうして毎日練習をやるか?その理由は簡単です。いいときの状態ってすぐに体が忘れるじゃないですか。それを忘れないように毎日やるのであって、それ以外の何物でもありません。『継続は力なり』なんです」
→やり続けることを習慣にしてしまうと、今度はそれを止めることの方が苦痛になる。アテネオリンピックの女子マラソンで金メダルを獲得した野口みずきさんは毎日30キロ走ることが日課になっている。走らない方が彼女にとっては苦痛なのだ。小さなことをコツコツやることの習慣を求めよう。そうすれば、驚くほど大きな仕事に結びつくのだ。
・「僕がこんなにトレーニングをしている理由は簡単なことです。僕を獲ってくれたスカウトの方に失礼があってはいけませんから…」
→「感謝の心」を持てば、人間はとてつもないエネルギーを発揮できるものだ。
・「僕はいつも一生懸命プレイしようとしているけど、今日は結果が出ませんでした。でも、そのことを悔やんでもいないし、恥ずかしいとも思っていません。なぜなら、全力を尽くしたからです」
→彼は「一憂」どころか「一喜」もしない。三振しようが、ホームランを打とうが、まったく表情を変えない。結果を捨ててプロセスに意識を集中させている。結果を忘れたかったら、これから起こる未来に意識を集中させよう。
・「自分の力以上のものが働いている。打てるはずがないのに打ててしまう。そんな印象なんですね。ですから僕はスランプのときにこそ絶好調が現れる。すごく感覚を失っているときにしか好調はあり得ない」
→「悪い状況ほど集中力が高まって燃える」と何度も自分に言い聞かせるだけで、あたなに簡単に成功にたどり着ける。
・「僕の中のスランプの定義というのは、『感覚をつかんでいないこと』です。結果が出ていないことを、僕はスランプと言わないですから」
→なにかを探究していれば必ず日々、発見がある。結果には結びつかなくてもこの状態をスランプと呼べないはずだ。
・「ヒットが出ているからといって状態がいいというわけでもないし、ヒットが出ていないから悪いというわけでもない」
→他人の評価が気まぐれで、無責任で、失敗してもだれも助けてはくれない。「自分の物差し」をしっかり持って圧倒的な絶対評価者となる。それが成功者にとっての欠かせない要素だ。
WBC代表から、そしてイチローから目が離せないよね!目指せ!世界一!(^◇^)