本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)
- 作者: 成毛眞
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2008/01/21
- メディア: 文庫
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さて、タイトルがなんとも惹きつけられるじゃあ〜りませんか!(^v^)
マイクロソフト日本法人の元社長の著者・成毛眞氏は、ビジネス界きっての読書家だって。…知らなかったなあ…。彼が推奨するトンでもない多読術!これはオモシロイ!私も3冊くらいは同時に読んでいたけど、氏のやり方って何か腑に落ちるなあ…。やってみようかな。そのツボを紹介しちゃおう。(^^♪
・昔は「庶民的」という言葉はどちらかというといい意味で使われてきた。ところが、これからは経済格差が起こり、高所得者層と低所得者層の二極化が進むといわれている。今庶民でいる人は、何か行動を起こさない限り、確実に庶民以下の暮らしを強いられることになる。それでもかまわない人はこの本を読む必要はない。
・もし「庶民」から脱却したいのなら、みんなと同じでいいという考えをすてるべきだ。もっとも生き方に差がつくのが読書の仕方である。みんなと違う読書法−それが、本書で紹介する「超並列」読書術である。ひとことでいえば、「本は10冊同時に読め」ということだ。
それが、自分にしかできない仕事ができるようになり、一流の人と対等に話せるようになり、旅行や趣味などのプライベートが充実するそんな究極の読書術なのだ。
・「超並列」読書術とは、1冊ずつ本を読み通す方法ではない。場所ごとに読む本を変え、1日の中で何冊もの本に目を通す読書法である。リビング、トイレ、寝室などあらゆる場所に本を置いて、それぞれの場所でそれぞれの本を同時並行的に読んでいくこと。この本なら一日に10冊ぐらいの本に目を通せる誰でもできる簡単な方法である。
・なぜ一日に何冊もの本に目を通すのか?それは、本のジャンルやテーマによって、刺激される脳の部位が違うからだ。ビジネスマンの場合、あらゆる本を読んで脳のあらゆる部分を刺激させたほうが磨けるのである。
・読書も遊びのうち。それもいちばん楽な遊びである。読書をすれば世界の裏側で起きていることもわかるし、自分ができない経験を本の世界では疑似体験できるのである。
・本を読む、読まないという行為は、その人の品格にかかわってくると思う。なぜなら、本を読むには想像力が必要だからだ。どんなに偉い人でも、本を読まない人はサルに近いんじゃないかと思う
・1974年フランスのブルターニュ半島でテレビ塔が過激派で爆破されその後1年間130万台のテレビが見られなくなった。どんな変化が起きたのか?
みんなが本を読み、本屋の収入は増え、子どもは外で遊ぶようになって健康になり、村の人々のコミュニケーションも増え、つながりが親密になったのだ。
・読書とは、過去と未来を読み解くための道具である。読書をしない人には今、現在しか見えない。だからちっぽけな常識なにとらわれて人生が行き詰ってしまう。読書をしないのは、真っ暗な洞窟を懐中電灯を持たずに歩くようなものだ。読書をすればするほど、人生のあらゆる可能性が広がるのだ。本は人生を楽しむ知恵の宝庫である!
ん!さすが人生の大先輩!その通り!読書はやめられませ〜ん!(^◇^)
成毛 眞 ブログ
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