「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『豪快!リーダーシップ論』(関口房朗)

豪快!リーダーシップ論 (ベスト新書)

豪快!リーダーシップ論 (ベスト新書)

著者は、技術系人材派遣の草分けとなる株式会社メイテック(旧・株式会社名古屋技術センター)を創業し、競走馬の馬主になったり、マスコミにも多数登場し、髭とチョンマゲの派手な見た目で、飛ぶ鳥を落とす勢いだったのが、社長を電撃的に解任されたりと…波乱万丈の人生を送っている関口房朗氏。大胆かつ繊細なリーダーシップ論のツボを紹介しよう。


・カリスマの条件とは?
プロ野球選手に例えると、長嶋茂雄王貞治野茂英雄イチローなど、どれをとっても
「人と違う、人が真似できない」ことを実践している。そして人と違うやり方で結果を出していればちょっとした「謎」が生まれ、周囲の人々の好奇心を掻きたてることができる。さらに、一般人に解けない「謎」がいつしか「伝説」として語られるようになる、その結果カリスマ性が宿っていくのだ。


・信長の「うつけ」から学ぶべき点は多い。
人は本当の意味の危機意識さえ持てれば、いくらでも恥を受け入れることができるのだ。そして、恥を受け入れて「うつけ者」を演じることができれば、まさに敵も味方も自分の掌の上に載せることが可能なのだ。


・企業においては「上司(管理職)の育成」「部下の育成」、そして「自分自身の育成」の3つが求められる。そしてどんな地位にあろうとも、最優先すべきは現場。これは自分自身にも強く言い聞かせている言葉である。


・人を育てようと思ったら、その人に失敗を経験させてあげなければならない。そして部下が失敗したときにも、いちいち本気で怒らずに「ああ、こうやって一歩ずつ成長しているんだな」と思うようにしよう。


・ぜひ使ってほしいのが、「第三者を経由させてほめる」というテクニックだ。要するに本人がいないところ、陰で褒めるのである。その人に対するほめ言葉の8割は、彼のいないところで使うようにすること。そして残り2割だけを直接伝えてあげればいいのである。


笑いは人間関係の潤滑油だと思っている。そして私は人を笑わせるのが大好きだ。良好な人間関係を築いていくには、笑いが不可欠やからな。そして笑いにおいて大切なのは、人を笑わせるテクニックよりもむしろ自分が笑える心の余裕である。


分かるなあ!『○○さんが、××さんのこと、あいつは頑張るよなあって褒めてたよ!』って言われると直接言われるよりも嬉しいもんね!(^^♪


関口房朗 Official Site
http://www.sekiguchifusao.com/