「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜ビジネスマンに贈る人生哲学…『人生の流儀』(城山三郎)

人生の流儀

人生の流儀

昨年亡くなった経済小説の大家、城山三郎氏。このブログで取り上げたのは、ファミリーレストランロイヤルホスト創始者・外食王、江頭匡一氏がモデルとされている小説がこの本。スゴイ内容だったなあ…!(>_<)

BOOK〜命がけの試食…『外食王の飢え』(城山三郎
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20070325


この本は、氏の著作から選りすぐりの名言を集めたもの。全てのビジネスマンに読んでいただきたい本だ。その中でのエッセンスを紹介しよう。


新入社員を迎えるたびに、しゃんとしなければならないのは、古参社員の方である。侵入者の初心を前に粛然と姿勢を正すべきである。新入社員教育は、新入社員の入社ごとに古参社員が受けるべきである。(猛烈社員を排す)


「このごろ、しみじみ思うんだが、経営者なんて、要するに、体力の問題だな。経営者に限らず、人生そのものが、最後は、体力できまるかも知れんな」(形式の中の男『緊急重役会』収録)


・会社が大きくなればなるほど、縦にも横にもパイプが増え、しかもそのパイプが詰まりやすくなる。上位下達が難しくなる。ナマの情報や空気が、トップへは伝わらなくなる。そこをなんとか工夫して風通しをよくしなければ細胞が壊死してしまう。(打出小槌町一番地)


「壊したって、いいじゃないですか。人生って、すべて壊れものでしょ。この世の中の壊れないものがありますかねえ」(華麗なる疾走)


背伸びして視野をひろげているうち、背が伸びてしまうこともあり得る。それが人生のおもしろさである。アメリカ生きがいの旅)


絶対正しいことや、絶対正しい人生が、この世に存在するはずがない。すべては、不完全である。不完全だから、人間であり、不完全な人間が少しずつでも補い合って生きて行くのが、人生というものである。(わたしの情報日記)


一人では耐えられないことも、百人まとまれば耐えられる。(男たちの好日)


英語で"チャンス・メーカー"という言葉がありますね。"チャンス・キャッチャー"とはいわない。チャンスはつくるものなんです。稲盛和夫氏との対談より)


病気だからといって、失うものよりも得るものが多いことがある。そこにも、人生のおもしろさがある。(わたしの情報日記)


ん〜深いなあ…、どれも心を打つなあ…。(^_^;) お気に入りはどれかな?