「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜成功者のルールとは?…『落ちたリンゴを売れ!』

落ちたリンゴを売れ!~成功者が密かに実践する「生き方のルール」~

落ちたリンゴを売れ!~成功者が密かに実践する「生き方のルール」~

タイトルがオモシロイよね?(^◇^)著者は、箱田忠昭氏。タイトルに惹かれて読んだんだけど、内容よりもエピソードの方が仕入れになるかな〜!例えばタイトルのエピソード!


ミネソタ州でリンゴを収穫しようという直前にピンポン球くらいのヒョウが降った。
直撃されたリンゴは地面に落ちて、表面にはヒョウの黒い痕がついてしまい売り物にならなくなった…。しかしジョージという20代の青年は、


「自然の恵みを受けたリンゴです!このリンゴは、数十年ぶりのヒョウに打たれた珍しいものです。おかげで甘味が増しました。ヒョウに打たれた証拠は表面の黒い斑点です。」


彼のリンゴはあっというまに売り切れてしまい、むしろ何もなかった年よりも売れたのだとか。
並も営業は、客が必要のあるものを売り、少し上の営業は、客が必要かどうか迷うものを売る。そしてできる営業というのは、客が必要のないものも売ることができる。


アインシュタインの弟子が聞いた。
「先生、人間は何のために生きているのでしょうか?」
「決まっているじゃない。他人のためだよ」
私たちは、他人のために何かを提供して報酬を得ている。そして与える量が多ければ多いほど得るものも多いのだ。


アメリカの大統領にステファン・G・クリーブランドという人がいた。彼は若い頃、道路工夫や線路工夫をして働いていたが、将来は弁護士になり、法律家として成功したいという夢を持っていた。
ある夕方、いつものように道路工事が終わり、仲間が「一杯飲んでいこう」と誘ったが、彼は弁護士になるための勉強をしたり、学校に通っていた。「今日はやることがあるから帰るよ」と答えときに、仲間は「カッコつけやがって!」と彼を殴った。

それから30年、クリーブランドは大統領になった。ある時彼が新聞を読んでいると、懲役囚が脱獄して警官に射殺されたという記事が載っていた。その脱獄囚の名前を読んだ時、クリーブランドはあっと驚いた。なんと、その脱獄囚こそ、30年前彼を殴ったその人だった!

同じ道路工夫だった二人が30年後、ひとりは大統領になり、ひとりは脱獄囚として射殺…。


そんな成功者が密かに実践するルールを紹介したのがこの本。これを知れば仕事もプライベートもうまくいくかもよ!(^^♪