「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜スピード重視でデキる人に!…『2分以内で仕事は決断しなさい

2分以内で仕事は決断しなさい

2分以内で仕事は決断しなさい

つい先日ここでも紹介した元トリンプ社長の吉越浩一郎氏。


あのトリンプの名物社長の手法とは?…『革命社長』
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20080516


早速次の著書を読んじゃいましたよ〜!(^^♪ この人すごいわ!鋭さと繊細さと大胆さを持ち合わせている。まるで、経営者の総合デパートや〜!!!(彦麻呂ふうに)
これは使えるね〜。ツボとコツを紹介しちゃおう!


・あるアイデアが浮かんだとする。ところが走っていくと目の前に川が現れた。でも、なんとかして向こう岸にたどり着きたい。渡りさえすれば、成功を手にできる。そんなときどうするか?トリンプでは、「川があるなら、とにかく飛び込め!」と教えている。橋を探しているようでは、仕事として遅すぎる。飛び込んで、もし、川が浅ければ、そのまま走って渡れば良い。深かったら泳げばいい。もしかしたら、流れは案外緩いかもしれない。もし、急だったら?そうなれば、力いっぱい泳いで渡りきるしかない!
現代のようにスピードが求められる社会では、何よりも「スピード」が大切。立ち止まっている余裕はない。考えるなら、走りながら考えればいい。


ファイルは、案件ではなく、デッドラインで分ける。今日中にやらなければいけないもの、明日までのもの、明後日までのもの。その日付け順に仕事を分けていく。


仕事が早い人は、机の上がきれい。整理整頓されているからではなく、片っぱしから仕事を処理していくので、帰るころにはファイルや書類が残っていない。江戸っ子は「宵越しの金は持たない」。デキるビジネスマンは「宵越しの仕事は持たない」くらいの心意気が必要。


・店舗を新たに出すとき、まず考えなければいけないのは、立地でも家賃でもない。最も重要なのは、閉店のルールを決めておくこと。撤退の用意ができているからこそ、強気でスピーディな出店展開ができる。店舗の閉店には、お金がかかる。その出費を惜しんで決断が遅れると、赤字はさらに膨らむ。
「なぜこの店は赤字なんだ、さっそと閉めちゃえ!」 「ここは〇〇という特殊な事情があって……」 「それは先月聞いたな。はい、残念!いついつまでに閉店して下さい。」といった感じで容赦なく切っていく。


・社員が同じ情報を共有化する。これはスピードを上げるために非常に重要。同じ情報を深く知れば知るほど、人は同じ判断をし、同じ結論に達するから。


禁煙奨励制度というものがあり、喫煙者が禁煙したら3万円を支給する。自己申告で構わないが、自己申告後に喫煙が発覚したら倍の6万円を自主的に返納させる。もし、社員が喫煙宣言者の喫煙現場を目撃し、会社に通告したら、その人の健康管理に貢献したとして1万円がもらえる「愛の密告制度」を作った。その制度で、全社員153人が喫煙宣言をし、「愛の密告制度」を使った社員はいなかった。


・仕事は、それが発生したときにやるのが一番面白い。発生したときが一番興味を持てるし、情報も頭の中に入っているのでやりやすい。やり始めればむしろ積極的に取り組める。仕事が宿題にならないうちに動き出せ!


「いままでやったことがないので無理です」「他社でさえ、リスクが高すぎます。もう少し様子をみましょう」「初めてなので、リスクが高すぎます。もう少し様子をみましょう」もし会議でこんなセリフが出てきたらケツを蹴っ飛ばす。トリンプでは「前例がない」は禁句。たとえ前例がなくて不可能に見えても、とにかくチャレンジしていかないと利益は増えない。

ん〜響くなあ…!この人の説得力はどこからくるんだろう…。スゴイよ!