「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜「々」は何と読む?…『漢字は日本語である』

私の亡父の名前は、三夫と書いて「かずを」と読む。最初から読めた人はいない。よく読み間違えられたのが、「みつお」だ。漢字を習ったばかりの頃、それが不思議で、父に、何で「三」と書いて「かず」って読むの?と聞いたことがある。父いわく、「だって、三は数(かず)だろう!」(^_^;) 名前の由来は、戦争の時先頭に立って敵陣に攻め込んだ勇士の名前から取ったらしいが、正確なことは分からないらしい。日本語、特に漢字はムズカシイ…。(>_<)


さて、著者は、『新潮日本語漢字辞典』を作った漢字通なのだが、50年間漢字に夢中になっているという。漢字のルーツはもちろん中国だが、現在日本で使われている漢字は、長い年月を経て、さまざまな日本式改良が施された、わが国独自のものなんだってさ。
そんな著者による、日本語の素晴らしさを実感できる漢字の話。漢字を日本語をもっと楽しんじゃおう!


・相談の「相」の字の部首は?実は「木」ではなく、「目」なのだ。「門、閣、閲」は「門構え」なのだが、「問」は「口」、「聞」は「耳」、悶は「心」に属するのだ。なぜこんなに面倒くさいことになるのか?実は、部首は基本的に、意付(漢字の意味を表わす部分)を取ることになっているから。 へえ〜!( ..)φメモメモ


「々」は何と読むか?
〜実はこれは漢字ではなく、前の字を繰り返すことを意味する記号で、文部省が定めた正式名称は、「同の字点」という。パソコンでは、「どう」「おなじ」と打ち込んで変換すれば「々」が出てくる。しかしこれは日本独自のもので、中国にはない。ちなみに女優の松嶋奈々子は、本名は、「奈奈子」だそうだ。
その他…。

「龍」と「竜」のナゾ

「斉藤」と「斎藤」は全く違う。

三浦知良」は、なぜ「カズ」なのか?

「戦前は右横書き」説は間違い。

 なぜ、「蛸」「蛙」「蟹」「虹」には、「虫」がある?

「大阪」はいつから「大坂」から「大阪」になった?


どう?面白くない?雑学にも使えそう!(^^♪


新潮日本語漢字辞典 新潮社
http://www.shinchosha.co.jp/jiten/kanjijiten/index.html