- 作者: テリー伊藤
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2007/07/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 9回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
さて、先日紹介したこの本。(^^♪ いっぱい仕入れがあったので、第二弾を取り上げます。これを書いていて気づいたのは、ウチ(SA)の桑原正守にかなりの共通点があることだ。やはり天才の条件は同じなんだね。
・イチロー〜昨日の自分を捨てる天才
イチローの神髄は『準備』だ。数多くの大リーガーがイチローを尊敬してやまないのは、誰よりも準備を怠らないからだ。誰よりも早くグラウンドに入り、誰よりも念入りに準備運動や身支度をする。それがあのヒットにつながっているのだ。
『だったら、俺も準備だけは社内で一番になろう』そう心がけるだけでも、あなたはイチローと同じスタートラインに立つことが出来る。それは『自分の中のイチロー』見つけるということ。あなたの中にイチローはいるのだ。
WBC世界一の時、『王監督に恥をかかせるわけにはいかない』イチローは、代表メンバーが初めて召集されたとき、強い意気込みを見せた。
出場を辞退する選手が続出した日本代表の中にあって、どちらかというと個人主義の匂いがするタイプのイチローが、『日本のために俺はやる』という姿勢を示したことは以外だった。
王監督は言う、『初日練習で、イチローが誰よりも必死に全力疾走する姿を見て、みんなが驚いた。『イチローさんは本気だ』って。イチローがあれだけやったら、ほかの選手も必死にならざるをいえない。あの瞬間、チームが一つにまとまったよ』
これまでイチローが、『誰かのために戦う』という発言を一度も聞いたことはなかった。ところが、イチローは『王監督のために』といった。
『日の丸を背負って世界と戦うのは興奮する』と目を輝かせてプレーした。
そしてこうした変化の根本にあるのは、『昨日の自分に興味がない』ということだ。
実は、『この昨日の自分に興味がない』というのは天才の条件のひとつだ。
天才は基本的に昨日の自分を信じていない。昨日、何を成し遂げようとも、昨日の自分をみんなが賛美しようとも、本人はそこに興味がない。大成功したときには、もう『次』を見ているのだ。
・ビートたけし〜自分を追い込む天才
同様にビートたけしもそういって次の自分をつくってきた。漫才で大成功した次はピン芸人として活躍したけし軍団をつくり、俳優として映画やドラマに出演し、作家としてエッセイや小説を書き、映画監督として世界のキタノになる。
だからこそビートたけしは天才なのだ。昨日の自分を信じない、昨日自分が好きじゃない。昨日の自分に興味がない。
自分を成長させるためには、昨日の自分のままではいけない。つまり自分がもっているものを捨てることによって初めて新しいものを手に入れるのだ。手にしたものを捨てられない人は、新しいものには出会えない。
天才の核心 『凡人は、昔の自慢話をする。けれども天才は、昔の自分に興味はない。』
カア〜!(>_<) やっぱり永続的成功者の共通点は、『変化』なんだね!( ..)φメモメモ
ウチ(SA)では、『捨てる』ではなく、『手放す』ということを提案しているけど、『手放す』方が自分のコンディションが楽になるかもね!