- 作者: テリー伊藤
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2007/07/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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月刊誌『THE21』に連載中の人気コラムの書籍化。「天才演出家」とか「天才テリー」などと言われてきた著者が、自らを「天才ナビゲーター」と称し、凡人のための「天才養成講座」を開講した。
この天才のこの習慣を身につければ、あなたの仕事はメキメキいまくいく。ここをパクれば、あなたの魅力は10倍アップする。ここを真似すればあなたの眠っていた才能が一気に開花するかもしれない(?)ツボとコツを紹介しよう。
・自分に見切りをつける天才〜東国原英夫
もし、そのまんま東がずっとたけし軍団にいたら?これだけの注目をあつめただろうか?彼のすごいところは、選挙に当選したことではなく、ある日、「俺は師匠のもとを離れて別の世界で生きていく」と決意したこと。
つねに心のどこかに、ビートたけしという大きな存在があり、「このままでは、たけしさんのようにもなれないし、たけしさんを超えることも出来ない」という思いがあったのではないか。
天才の核心『自分の才能に限界を感じたら新たな道を見つけるチャンスと思え!』
・嫌われることをおそれない天才〜石原慎太郎
彼をみていてすごいと思うのは、自分が正しいと信じた道を進むためには、嫌われることもいとわない。決して迎合したり、回りの顔色をみながら行動するようなマネはしない。東京オリンピックの女子バレーを率いた大松監督は言った、『私は選手に嫌われることをいとわない。オリンピックで優勝するためなら鬼といわれてもかまわない』。石原慎太郎の場合は、それが「この国を変える」こと。「東京から日本を変える」ということ。
天才の核心『人に好かれるかどうかよりも自分の信念や美学を大切にしよう』
・多忙の天才〜みのもんた
みのもんたの凄さは「真面目と不真面目の同居」。そして平成の「日本一の無責任男」。「北朝鮮は何を考えてるんだ!」そう言ったかと思ったら、次の瞬間、もう隣の女子アナにちょっかいを出している。
「社保庁はけしからん!こんなこと庶民が許さないぞ」そういいながら、自分は5億円の豪邸を建てている。ふつう庶民の立場で発言しようとする人はこんな豪邸は建てない。「こんな税金の使い方は許せん!」と怒ったその晩、銀座で豪遊している。まったくいい加減で無責任…。
おそらく、みのさんはテレビに出ることを仕事と思っていないんじゃないか。銀座のクラブをハシゴする感覚でテレビ局を次々とハシゴしているのだ。そう楽しくて仕方がないのだ。
仕事を仕事と思わず、飲み屋をハシゴするように楽しくこなしていければ、みのもんたのように仕事量を増やせる。心に「みのもんた」をもとう。
天才の核心『「真面目」と「不真面目」を自分の中に同居させよう』
その他、長渕剛・ビートたけし・太田光・小泉純一郎・イチローなど……どの人物にも天才の側面が独特の切り口で語られている。これをきっかけにあなたの中のダイヤモンドの原石を探してみたら!?