もしもあなたが猫だったら?―「思考実験」が判断力をみがく (中公新書)
- 作者: 竹内薫
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2007/12/01
- メディア: 新書
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この本の主題は、「思考実験」。つまり「脳内シミュレーション」ということ。ウチ(SA)のMCP(マスター・コミュニケーション・プログラム)では、レッスン5の『成功のスパイラル』の中の『シミュレーション=現実に起こりうるさまざまな可能性や出来事をあらかじめ検討し、その場合の対応策をイメージしておくこと』、つまり豊かな『想像力』を鍛えるには効果的な内容だね。
そしてレッスン11の『魔法の言葉』の『もし〜』の言葉のトレーニングにもなるよ〜!
『もしあなたが猫だったら?』 『もしもテレポーテーションされてしまったら?』 『もしもブラックホールに落ちてしまったら?』 『もしも仮面をつけることができたら?』…などなど。ここでは、タイトルにもなっている「もしもあなたが猫だったら?」のツボを紹介しよう。
猫は、哺乳類で、錐体細胞は二つしかありません。だから三原色じゃなくって二原色の世界に生きている。そうすると、我々より、もっと色の区別がつかない世界に棲んでいるわけです。しかも、視力もそんなによくない。ところが動いているものには、猫はすごく正確に反応するんですよ。実際昆虫とかを、いともかやすくつかまえちゃうじゃないですか。なぜかというと猫は、動いているものに反応する能力がすごく発達しているからです。動体視力といってもいい。昔、野球の長嶋さんが、調子がいいと「ボールが止まって見える」とおっしゃっていましたが、猫にとっては、動く虫すらも「止まって見える」のかもしれません。猫がバッターになったら驚異的な打率になるでしょう。
にゃるほど〜!( ..)φメモメモ じゃあ、ウチの実家のニャン太も日本ハムファイターズの怪物ルーキー・中田翔のように、ドラフト会議に選ばれるような強打者になれるかも!?…でも肉球の手じゃバット持てないか…。(^_^;)
このブログをいつも読んでいただいてる獣医師の清水宏子先生、こんどはこんな『もし〜○○の動物だったら?』の本なんていいんじゃない!?