「場の空気」が読める人、読めない人―「気まずさ解消」のコミュニケーション術 (PHP新書)
- 作者: 福田健
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/06
- メディア: 新書
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会議でトンチンカンなことを言いだす上司。疲れて帰宅した夫に「仕事と私、どっちが大事?」と迫る妻。おかまいなしに長話をするおばさん。マニュアル通りの対応で客をイライラさせる店員…。時と場所をわきまえない話し方は、雰囲気をぶち壊し、気がつけばあとの祭り。最近こんな「場の空気」を読めない人が増えてきた気がする…。ビジネスから恋愛まで、巷に溢れる気まずい会話の実例を挙げ、臨機応変のコミュニケーションを考察。相手の気持ちを読み取り、明るく前向きな空気に変えるための知的会話術。
この本のエッセンスはまさにウチ(SA)のMCP(マスター・コミュニケーション・プログラム)の内容に激似だね。そのツボとコツを紹介しよう。
・「話したことの意味を決めるのは、話し手ではなく、聞き手である。」意味の決定権は聞き手に握られているのだ。話し手はともすれば、自分の話したことはその通り相手に伝わるだろうと思いがちだ。( ..)φメモメモ
・表情〜生き生きした表情がどれほど話し手を活気付けることか!
・整理〜会議、ミーティングで、あちこちに話が飛び、何をいっているのか自分でも分からない話し手がいる。そんなとき、「言いたいことはこれとこれですね」「つまり、Aの原因はBということだな」と聞き手が相槌で整理すると、話し手はホッとする。つまり「お前の話は、何が言いたいのかさっぱりわからん」と放り出してばかりいないで、話し手が困っていたら、助け舟を出すのも聞き手の役目のひとつ。かといってむやみに整理するのも場の空気を味気なくするが…。(^_^;)
・共感〜遅く帰ってきたのを気にしている妻に「大変だったね」は、ねぎらいの相槌である。口先だけだとピンとこないが。(^_^;)
・驚き〜若さは一日何回驚くかで計れるといった人がいる。驚きは発見に通ずる。
その通りだね!このブログも『一日一感動!』をテーマにしています。感性が豊かな人って場の空気が読めるもんね。(^^♪