- 作者: 茂木健一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/04/15
- メディア: 新書
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見えたかな?答えはこの本の巻末(p.200)を見てね。著者は、テレビで大活躍の脳科学者の茂木健一郎氏。(^◇^)
21世紀に私たちが求められる能力のキーワード、「創造性」と「ひらめき」。そして、ひらめきは一部の天才の脳だけに起こるものではない。すべての人間の脳にその種は確実に存在している。突如「Aha!」とやって来て脳に認識の嵐を巻き起こす、ひらめきの不思議な正体に、最新の脳科学の知見を用いて迫る。ひらめきの脳内メカニズム。そのエッセンスとは?
・ひらめきには無意識との対話が必要。自分の無意識に常に耳を傾けていなければ、ひらめきのチャンスは少なくなる。
ひらめきやすい環境は、いかに自分の脳がリラックスできるかということ。そして同じリラックスするのでも、座っているよりも歩いているときの方がひらめきやすい。ある程度の運動をしていたほうが、脳の活性化が促進される。
( ..)φメモメモ
・私が最も感動したのが、「セレンディピティ」。つまり、思わぬ幸運に偶然出会う能力のこと。「素敵な恋人に出会う能力」から科学の発見まで、様々な人生の局面で意味を持つ概念。
例えば、ノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんは、試薬の配合を間違えたことがきっかけで、タンパク質の工学的な質量装置の原理を発見した。白川英樹さんも、実験中にプラスチックを焦がしてしまい、それがたまたま電気を通すプラスチックとなることを発見したように多くの科学者には「セレンディピティ」が介在している。
ここで、茂木氏は、セレンディピティを起こすための6つの条件を述べている!\(◎o◎)/これは科学、恋愛アイデア、見込み客発見、ビジネスパートナーの発見でもあてはまりそうだね。(^^♪
1 『行動』〜行動してこそチャンスがある。まず何かやって初めてスタートラインにつける。
2 『気づき』〜セレンディピティに出会っても気づかなくては意味がない。感性で気づくこと。
3 『観察』〜気づいたらよく観察すること。人によってセレンディピティにもなるし、逃す場合もある。
4 『受容』〜今までの価値観にとらわれることなく、積極的に新しい事態を受け入れること。
5 『理解』〜人との出会いにおいても、その人を深く理解したときに関係は確固としたものになる。
6 『実現』〜他人に分かりやすい形でみとめてもらうこと。
カア〜!(>_<)これは、ウチ(SA)でいうと、『仕入れ』⇒ 『加工』だし、MCPのレッスン1コミュニケーションの定義『人との縁や出来事に必然性を感じ、その因果に気づき、感謝し〜』と同じだね。だから上がり目になるのかな!?(^◇^)
茂木健一郎監修 脳に快感 みんなでアハ体験!
http://aha.sega.jp/aha_01.htm
脳科学者 茂木健一郎 クオリア日記
http://www.kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/