「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜ゆっくり輝くための100話…『花のある人 花になる人』

花のある人 花になる人―ゆっくり輝くための100話

花のある人 花になる人―ゆっくり輝くための100話

これも友人から紹介された本。仕事柄多くの女性に会うのだが、年齢を重ねても美しい花のある人がいる。(^_-)-☆ 女性って年齢じゃない、女性らしさだよね〜。
本書は、著者の膨大な女性論の中からタイトルにふさわしい百篇を精選して一冊にまとめたもの。
そのツボとコツを紹介しよう。こんな女性には惹かれるよね〜。惚れちゃうよね〜。(^^♪


・日記とは、ペンを手にした瞑想である。(アミエル)
〜日記は孤独なものの心の友であり、慰め手であり、医者である。毎日のこの独白は祈りの一つの形式であり、魂とその本体との会話であり、神との対話である。


・きれいなお辞儀
〜女のお辞儀の作法には三つある。?肩肘をはらない ?頭だけ、がっくりと下げない。 ?絶対に頭を下げながらモノを言わない。挨拶はちゃんと顔をあげ、相手の目を見ながらいう。そう、簡単なことです。美しいもの、清潔なものは、けっして複雑な手続きや過程を必要としないんです。自分を深く耕した人ほどお辞儀が見事なんです。


・稽古という字の深さ
〜「稽古」の「稽」は「考える」という意味。だから「稽古」は「昔の物事を考える」、古書を読んで学問をするという意味。「生け花」「茶の湯」「書道」「琴」などの伝統技芸には、古くから伝えられた型があって、その型から入っていくから。昔からの伝統、手法、やり方を勉強して、「人まね」を推薦した。
より美しいもの、より貴いものを「まねる」「まなぶ」べきでしょうかね。


・女性にとっての「器量のよい人」の意味
〜性格がふくよかで、その場を明るくしてしまわれる方がいる。別の言葉で言えば、「花のある人」です。器量というのは、生きていく上での喜びや悲しみや、屈辱や空腹や、幸運や不幸や、さまざまな経験を受け入れ、溜めて、醗酵しううる能力であり、その能力の土壌から咲いた花こそ、われをも人をも明るくし、年老いてなお美し、という姿をとらせるものであろう。


・プロセスを歩く人
リンカーンが、「この世に卑しき職業なし。ただ、卑しき人あるのみ」プロは「プロセス(過程)」のプロ。仕事の過程を一歩一歩きちっと歩んできた人。ごまかしたり、サボったり、手を抜いたりしない人。その人がプロになるんだと思う。お習字を習った人は、必ず、筆を洗い、硯を洗うでしょう。そう、そこで稽古は終わる。そのようなプロセスを通った人は、おそらく、他のことにも必ず後始末をつけるのではないかと思う。