「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜このタイトルにドキッ!…『放送禁止映像大全』

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以前、このブログでも紹介した放送禁止モノの映像版。
歌っているのは誰?規制するのは誰? 『放送禁止歌
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20071023


この本には、封印された全263作品から知る映像の暗黒史。世の中には、抗議や自主規制などにより再放送およびソフト化されない、いわゆる〈放送禁止映像〉が存在する。いや、存在しなかったこととされている。それなら決して見ることはできない〈封印された作品〉は、いったい何を問題視されたのか・・・。


『ザ・ガードマン東京警備指令』『プレイガール』『加山雄三のブラックジャック』『めくらのお市』『子連れ狼』『必殺仕掛人』『ウルトラQ』『ウルトラセブン』『怪奇大作戦』『マグマ大使』 『オバケのQ太郎』『ジャングル大帝』『スペクトルマン』『突撃!ヒューマン』『アイアンキング』『キカイダー01』『妖怪人間ベム』『タイガーマスク』『男どアホウ!甲子園』『アパッチ野球軍』『ジャングル黒べえ』『侍ジャイアンツ』『キャンディキャンディ』『黒部の太陽』『ノストラダムスの大予言』『ザザンボ』…などなど。


読み進めて分かるのは、時代背景はもちろんあるが、放送する側とそれを見る視聴者側のコミュニケーションギャップや誤解が根底にあるような気がする。(^_^;) 特に、昔見た懐かしい番組や映像が見られない空しさを感じてしまう。個人的には、オバケのQ太郎』『アパッチ野球軍はもう一度みたいなあ…。


ここで取り上げられていのは、スポンサーからの苦情、政治的配慮、関係者の犯罪などにより日の目を見ない作品、また、放送や上映をされたものの再放送、およびソフト化される際、作品に含まれる不適切な表現や差別用語に配慮し、欠番になるものなど、現在の地上波での放送は倫理上困難というもの、根強い人気のある作品ながら原版が発見されないため視聴できないものも併せて掲載している。


…いろいろと考えさせられるなあ…。裏モノが好きな方はドーゾ!