「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「全国マン・チン分布考」(松本修)

いや〜!すごい!こんな本が存在していたのかー!!!内容なタイトルどおり!!!男性だったら、ぜったい読みたいでしょ!♪(・∀・)
 
 
誰もなし得なかった空前絶後の画期的大研究!女陰語はなぜ口にできない卑猥な言葉になったのか?男根語にまつわる諸説は正しいのか?放送禁止用語に阻まれた『探偵! ナイトスクープ』の幻の企画が、ついに書籍で実現。見やすいカラー版の女陰・男根方言全国分布図付き」そのエッセンスを紹介しよう。
 
 
・京都の母が送ってくれたお饅頭がなくなったので、東京・新宿のオフィスで、
「私の「おまん」、どこにいったか知りませんか?」と、たずねました。
「私の「おまん」がないんです」
「おまえ、昼間っから何言ってんだ!」
職場では大騒ぎ。京都では「おまん」は、主に女性が使う。キレイで上品な言葉なのに。もうこんな、恥ずかしい思いをするのは嫌です。
全国アホ・バカ分布図みたいに、その言葉の全国方言分布図を作ってもらえませんか。
 
・依頼から23年も経って「オマンコ」、さらにこれと対をなすチンポ」という言葉の謎は、いまだどの言語学者によっても、明らかにされていません。この謎の闇は深遠でした。女陰・男根語の世界こそ、日本における残された数少ない、たぶん最大の、人文科学の秘境だったのです。その未開のジャングルに、私はたったひとり足を踏み入れることになりました。
 
女陰語は、今、なぜ大っぴらに口に出せないのだろうか?男根語である「オチンチン」「チンポコ」「チンポ」などならば、テレビでも、ネットでも、ときにかわいらしく、愛らしくさえある言葉として、日常的に口に出すことができるというのに…。もちろん、こうした男根語は、放送禁止用語ではありません。しかし、女陰語は、それが地方語であったとしても、絶対的にタブーである。どうして男女でこんな差があるのでしょうか。これこそ、男女差別の典型ではないでしょうか。
 

 
・そんな悲惨な運命を生きている日本の女陰語の代表「オマンコ」とはいったい何
なのでしょうか?そしてその対でありながら、いともかわいく、愛すべき名称であり「チンポ」「オチンチン」とは、いったい何なのか?それぞれどういうルーツを持ち、どういう運命をたどって今に至った言葉なのでしょうか?特に、気になるのは「オマンコ」を始めとする女陰語です。それらは、日本では最初から「はしたない」「汚い」「下品な」言葉とみなされてきたのでしょうか?
 
探偵!ナイトスクープ』の「謎の爆発卵」「ゾンビを持つ3姉妹」「10年以上口をきいていない父と母」「「虎屋」の饅頭へのあこがれ」「「チャンベ」「オメコ」らの愛すべき素性」「女性の心に生きる「オソソ」」「琉球に旅した『古事記』の言葉」「「チンポ」にたどり着くまで」「「マラ」と南方熊楠」「女陰語の将来」など。
 
いや〜スゴイ、スゴイ、ユニークすぎるっ!この本の打ち上げ場所は「萬珍樓」
「珍萬」でやりましょう!(笑)超オススメです!(・∀・)