- 作者: 桜井章一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/02/21
- メディア: 文庫
- 購入: 7人 クリック: 21回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
・運とは簡単に言うと恵みということ。目には見えないが、天からの恵みとか人から優しさをもらうのが運。つまり、自分で努力してつかんだ運も努力によって恵まれたということ。
・「運」には、「天運」=自然の摂理、「地運」=場所や土地の運、「人運」=他人からもらう他人運と自分でつくる自分運があり、そして「時運」がある。運の世界は見ることは出来ず、感じるしかないもの、だから運をつかもうとするなら感じるチカラを強くすること。
・「運」の良否は変化に間に合うかどうか。「間に合う」から外れると、間が抜けて、「間抜け」になる。「間抜け」な状態は運を落とす。間に合っていれば運がいい。間に合うには、いつも我が身を「間の中」に入れておくようにすること、すると運のリズムがよくなる。 なるほど!( ..)φメモメモ
・麻雀で勝とうとすれば、勝負の中で間に合えばいいと思うかもしれないが、それでは実際には間に合わない。本番になってはじめて動くのではなく、普段から動いて準備することが必要。平常時と本番の距離をふだんから短くしておく。平常心を失うと、運は去ってしまう。
・人生の壁にぶつかったとき。それが自分の苦手意識を持っている対象だとしたら、苦手意識をなくすこと。「この仕事は苦手だ、この人は苦手だ」という対象をなくすとストライクゾーンが一挙に広がる。
苦手なこと、イヤなことに挑戦していくと、その人にとっては財産になる。好きなことをするのは足し算になり(3+3)、苦手なものを克服するとそれは掛け算になる。(3×3)
・迷ったときは、最初に感じたほうを選ぶ。最初に感じたことは、余計な考えが入っていないので、混じりけのない純粋な判断になる。考えすぎて、選択肢が増えて迷わないようにすることだ。
・スランプから脱出するには、スランプそのものをいじってなんとかせず、いったん横において基本に戻ること。マリナーズのイチローはふだんからグローブやバットを丹念に手入れしているのは、道具に愛情を込めることで、野球を始めて覚えた頃の感覚や新鮮な思いを無意識のうちに確認している、これも基本。毎日基本に戻れるからスランプ知らずなのだ。
・どんな手強い相手でも、急所のない人はいない。急所を見つければ勝てる。急所を見つければ、無駄なチカラを使わずに勝つことが出来る。無駄なチカラを使わなければ疲れないので、ずっと勝ち続けることが出来る。( ..)φメモメモ やはり、ツボとコツが命だね〜!(^^♪
・不安や迷いの原因は、「感激」「感動」「感謝」が足りないこと。
ん〜なんか背筋が伸びる感じがする…。もう一度読み返そう!(^_-)-☆