「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜東へ西へ「郵ちゃん」が行く…『郵便局を訪ねて1万局』

lp6ac42007-07-31

郵便局を訪ねて1万局―東へ西へ「郵ちゃん」が行く (光文社新書)

郵便局を訪ねて1万局―東へ西へ「郵ちゃん」が行く (光文社新書)

ハンカチ王子佑ちゃんではない。鉄道に関する趣味を持つ人=「鉄ちゃん」に対して、「郵ちゃん」のこと。郵便局めぐりをしながら、「風景印」、正式には「風景入り日付印」という消印を押してもらう旅を続ける人が多いのだそうだ。そして著者は、全国11,000箇所を回ったのだそうだ!\(◎o◎)/!


直径36ミリの小宇宙――。風景印のためなら離島も、山頂も、なんのその!カア〜!いろんな人がいるものだ! 好きこそものの上手なれ!こだわりのパワーってすごいね〜!

「郵ちゃん」の旅は、自転車、車、船、鉄道、時にはヘリコプター。全国津々浦々、十局十色の郵便局を駆けめぐる。
小笠原の母島簡易郵便局に行くには、往復一週間が必要だ。宮内庁内郵便局は、一般の人は入れない。「愛・地球博」郵便局のように、期間限定の局もある。さらに、昭和基地内やしらせ船内にまで。
高知市内には、「龍馬」郵便局。福島の猪苗代には、「野口英世の里」郵便局、愛媛・松山には、「まつやまマドンナ」郵便局静岡県小山町には、「金太郎」郵便局。そして、ナント!鳥取県羽合町には「はわい」郵便局があるんだって!面白〜!(^^♪

筆者は中学生のときから「風景印」のコレクションを始め、三〇年余をかけて、日本の郵便局を一万一〇〇〇局あまり、自分の足で"巡礼"してきた。そんな筆者だからこそ肌で感じた、現代日本の多様な姿。そして、知られざる風景印の魅力……。何はともあれ、楽しくて奥の深い「郵ちゃん」の世界にようこそ!

写真が小さいけど、分かるかな〜…、宮内庁内局の風景印!