「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜推理作家の苦悩…『超・殺人事件』(東野圭吾)

超・殺人事件―推理作家の苦悩 (新潮文庫)

超・殺人事件―推理作家の苦悩 (新潮文庫)

またまた最近ハマっている東野圭吾短編小説集。ハードカバーの帯には日本推理作家協会、除名覚悟!」。


推理小説誕生の舞台裏をブラックに描く危ない小説8連発いや〜!笑った笑った!面白すぎ!東野圭吾の作風って幅広いね〜!こんなの書いちゃっていいのかな〜。(^^♪


『超税金対策殺人事件』


納税額に仰天した推理作家が、友人の会計士から、必要経費に関する指南を受ける。税務署に、経費である事を認めさせるようと、小説の筋書きを大幅に書き替える。
たとえば、個人的に行ったハワイ旅行の経費を捻出するために、北海道で起きた殺人事件のストーリーにイキナリ『アラモアナ・ショッピングセンター』が登場する!?
骨董品で買った古伊万里の壺は、小説の中の凶器にすることで、骨董品について購入した数点を経費にする…。そしてそのめちゃくちゃな結末は…!?


『超理系殺人事件』

イキナリ、「この小説が肌に合わない方は飛ばし読みしてください」との指示!?なんじゃこりゃあ〜!
その理由は…読み進めていくと分かります。(^。^) ぎゃはは〜!



『超犯人当て小説殺人事件(問題篇・解決篇)』


人気推理作家が担当編集者四人に、自作の「犯人当て」を命じる。褒美には、長編の新作を提供すると言う。
新作の原稿を獲得するため、謎解きに熱くなる編集者達―。しかしその実態は…!?


『魔風館殺人事件(超最終回・ラスト五枚)』


トリックを考えずに、行き当たりばったりで、密室殺人事件を書いてしまった推理作家。うぷぷっ!さぁ、どうする!?その爆笑のラストは…。…実際の推理作家ってこんな感じなのかな〜。

その他全8編!この本は、電車の中で読まないほうがいいね…。笑いをこらえるのが大変だったから…。(^^♪