- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/04/24
- メディア: 文庫
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推理小説誕生の舞台裏をブラックに描く危ない小説8連発。いや〜!笑った笑った!面白すぎ!東野圭吾の作風って幅広いね〜!こんなの書いちゃっていいのかな〜。(^^♪
『超税金対策殺人事件』
納税額に仰天した推理作家が、友人の会計士から、必要経費に関する指南を受ける。税務署に、経費である事を認めさせるようと、小説の筋書きを大幅に書き替える。
たとえば、個人的に行ったハワイ旅行の経費を捻出するために、北海道で起きた殺人事件のストーリーにイキナリ『アラモアナ・ショッピングセンター』が登場する!?
骨董品で買った古伊万里の壺は、小説の中の凶器にすることで、骨董品について購入した数点を経費にする…。そしてそのめちゃくちゃな結末は…!?
『超理系殺人事件』
イキナリ、「この小説が肌に合わない方は飛ばし読みしてください」との指示!?なんじゃこりゃあ〜!
その理由は…読み進めていくと分かります。(^。^) ぎゃはは〜!
『超犯人当て小説殺人事件(問題篇・解決篇)』
人気推理作家が担当編集者四人に、自作の「犯人当て」を命じる。褒美には、長編の新作を提供すると言う。
新作の原稿を獲得するため、謎解きに熱くなる編集者達―。しかしその実態は…!?
『魔風館殺人事件(超最終回・ラスト五枚)』
トリックを考えずに、行き当たりばったりで、密室殺人事件を書いてしまった推理作家。うぷぷっ!さぁ、どうする!?その爆笑のラストは…。…実際の推理作家ってこんな感じなのかな〜。
その他全8編!この本は、電車の中で読まないほうがいいね…。笑いをこらえるのが大変だったから…。(^^♪