「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜龍馬暗殺の真相は!?…『あやつられた龍馬』(加治将一)

あやつられた龍馬―明治維新と英国諜報部、そしてフリーメーソン

あやつられた龍馬―明治維新と英国諜報部、そしてフリーメーソン

なぜ下級武士の坂本龍馬が、薩長同盟の仲介など、あれほどまでの活躍ができたのか?そして彼はなぜ暗殺されたのか?謎の武器商人トーマス・グラバーと龍馬、幕末の志士たちの交流の真の中身とは?


その背景にはフリーメーソンが存在していたという著者の仮説は大胆であり、かつ真実味を帯びている。そして龍馬暗殺の真相までも推理している。えっ…、まさか…あの人が暗殺犯だとは…。(>_<)
もしこの説が正しいとすれば、幕末と明治維新のイメージが変わってしまうという衝撃的な内容の本だ。(>_<)


ご存知の方も多いと思うが、「世界最大の秘密結社」と呼ばれるフリーメーソンは、「至高の存在」を信じ、「自由」「平等」「博愛」の基本理念を掲げ、アメリカ独立戦争フランス革命、など世界の革命は、圧倒的多数のフリーメーソン・メンバーが影響を与えていた。ワシントン、フランクリン、ゲーテハイドンモーツァルトなどなど。
その起源は古代エジプトという人もいれば、14世紀石工(メーソン)組合が発生源だという人もいる。世界のメンバーは約400万人とも言われている。そして彼らは国境を超え、幕末の日本にたどり着いた―。


どっこい龍馬はあやつられたばかりではなかった。無血革命にこだわったからこそ暗殺されたのだ。大政奉還こそ実現したが、多くの武力派、過激派はそれに反発し龍馬は、孤立無援の状態になっていった。そして、龍馬暗殺!著者が語る、龍馬暗殺の犯人とは!?まさか…。

豊富なデータと取材に裏付けられた新事実(!?)が満載!面白すぎる!!!歴史が好きになるよ〜。(^^♪