「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

EVENT〜二つのいのちの火花…中原中也と富永太郎展(横浜)

lp6ac42007-05-06

二つのいのちの火花…中原中也富永太郎(横浜・山手 港の見える丘公園 神奈川近代文学館 〜 6月3日 ( 日 ) 月曜日休館 午前9時30分〜午後5時(入館は4時30分まで)  大人600円
http://www.kanabun.or.jp/te0157.html



我々の世代では、小田和正鈴木康博オフコースの名曲『秋の気配』♪〜あれがあなたの好きな場所〜港が見下ろせる小高い公園〜♪の舞台となった港の見える丘公園にひっそりとたたずむ神奈川近代文学館。ジモトにいながら知らなかった…。(~_~;)



今年、生誕100年、没後70年を迎える詩人・中原中也(1907〜1937)、そして彼の文学に決定的転機をもたらした詩人&画家・富永太郎(1901〜1925)の展覧会。ともに夭逝した二人の生涯、貴重な資料に会いに行った。

今回の目当ては、中原中也。彼のことを知ったのは、私の愛する伝説のフォーク歌手&詩人・友川かずきのアルバム中原中也作品集…俺の裡(うち)で鳴り止まない詩(もの)』からであっ
た。


友川が惚れ込んでいた中也に私も惚れ込んでいったのだ。中也の母・中原フクさんが晩年『友川さんの目は中也のアンコールじゃあ』と語り、中也の生まれ変わりとも話していた。共通点の不器用なまでの純粋さと個性が胸を打つ。それに美男子だし…!?


『ひとつのメルヘン』『サーカス』『臨終』『湖上』『坊や』『汚れつちまつた悲しみに』『春の日の夕暮』なんか好きだなあ…。元町・中華街も近いから近くに行ったらちょっと寄ってみて。(^^♪


友川かずき
http://www.interq.or.jp/www-user/kurenai/
神奈川近代文学館
http://www.kanabun.or.jp/
中原中也記念館
http://www.chuyakan.jp/