二つのいのちの火花…中原中也と富永太郎展(横浜・山手 港の見える丘公園 神奈川近代文学館 〜 6月3日 ( 日 ) 月曜日休館 午前9時30分〜午後5時(入館は4時30分まで) 大人600円
http://www.kanabun.or.jp/te0157.html
我々の世代では、小田和正と鈴木康博の『オフコース』の名曲『秋の気配』の♪〜あれがあなたの好きな場所〜港が見下ろせる小高い公園〜♪の舞台となった『港の見える丘公園』にひっそりとたたずむ神奈川近代文学館。ジモトにいながら知らなかった…。(~_~;)
今年、生誕100年、没後70年を迎える詩人・中原中也(1907〜1937)、そして彼の文学に決定的転機をもたらした詩人&画家・富永太郎(1901〜1925)の展覧会。ともに夭逝した二人の生涯、貴重な資料に会いに行った。
今回の目当ては、中原中也。彼のことを知ったのは、私の愛する伝説のフォーク歌手&詩人・友川かずきのアルバム『中原中也作品集…俺の裡(うち)で鳴り止まない詩(もの)』からであっ
た。
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友川が惚れ込んでいた中也に私も惚れ込んでいったのだ。中也の母・中原フクさんが晩年『友川さんの目は中也のアンコールじゃあ』と語り、中也の生まれ変わりとも話していた。共通点の不器用なまでの純粋さと個性が胸を打つ。それに美男子だし…!?
『ひとつのメルヘン』『サーカス』『臨終』『湖上』『坊や』『汚れつちまつた悲しみに』『春の日の夕暮』なんか好きだなあ…。元町・中華街も近いから近くに行ったらちょっと寄ってみて。(^^♪
友川かずき
http://www.interq.or.jp/www-user/kurenai/
神奈川近代文学館
http://www.kanabun.or.jp/
中原中也記念館
http://www.chuyakan.jp/