いいなあ。この本!ワタシは「クダラナイ」というが最上級の褒め言葉だと思っている。そして「バカばなし」「ドジばなし」は、サイコーのツカミだよね♪
「ばかですねえ」と笑ってもらえば、愛される。新旧の人気者たちと接してきたアナウンサーが解き明かす、「なぜか好かれる人」の極意」そのエッセンスを紹介しよう。
・アンケートの記入。この三項目は、
1 今、夢中になっていること
2 番組を通じてアピールしたいこと
3 最近あったドジ話
・「ドジ話」こそ、誰もが興味を持って聞いてくれる「鉄板ネタ」 なのです。視聴者、リスナー、読者が一番知りたい「人柄」 がクリアに浮かんでくるからです。話がはずむのも「ドジ話」 の特徴です。人は「強み」と一緒に「弱み」 もためらうことなく披露できる人を好む傾向にあります。
・バラエティ番組では「いかに楽しく、愉快に、 ありありと光景の浮かぶ“ドジな話”ができるか?」 がそのままタレントとしての力量とみなされます。
・WAHAHA本舗では、オーディションの際に「 自分の一番不幸なことを言う」というルールで、 自己紹介をさせるそうです。
自分のドジな話、だめな話、 ちょっと不幸な話を日頃からストックして「ドジバンク」 を作るのです。
・アナウンサーの先輩たちは言いました。「町を歩いているとき、 電車に乗っているときに、看板、広告、景色や人々の様子。 そういうものは全部ネタのもとだから、ちゃんと見ておけ」と。
・リスナーが求めているのは「人間としての物語」です。 五木ひろしさんは、新曲の宣伝はいったん横に置いておく。 そして、 万人がおもしろがうようなよもやま話を何か一つ披露して盛り上げ 、さりげなく自分の新曲の紹介に移る。
・淀川長治さんは、ラジオ番組に出演するとき、事前に必ず「 この番組は、どういう人たちが聴いているんですか?」 とスタッフに尋ねたそうです。相手の属性、 ターゲットを把握した上で、紹介する映画を選び、 話すエピソードを決めていたそうです。
・笑うというのは、心を許すことです。心を許してくれた人は、 歌もその人自身も、すんなり受け入れてくれます。
・相手を落とすとき、自分も一緒に落とす。
「テレビの人気者はすべてのチャンネルをチェックしている」「 プロは、一つの番組で同じ言葉を一回しか使わない」「 口べは言い訳」など。
さあ、さっそく「ドジバンク」を作ろう!♪ オススメです。(^^)