「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「あなたにつながる八百萬の神々 日本の神話と神様手帖」(秦まゆな)

この本、いいなあ。冒頭の「はじめに」のメッセージで思い切り惹きつけられちゃったなー♪ そーそー、そのとおりだねー。φ(..)メモメモ
 
「この本では、日本の神話における八百萬の神々の活躍はもちろん、その神々が現代ではどの神社に、どういった経緯でお祀りされていて、どういった祭礼や儀式として現代に伝わっているのかをイラストや写真を豊富に使って、丁寧にわかりやすく解説。神話の舞台となった全国の神社も数多く紹介。神社にお参りする前に、是非読んでおきたい一冊」その冒頭のメッセージを紹介しよう。
 
・ある日、あなたの家のチャイムが鳴りました。
ドアを開けると、見知らぬ女性。
「ここに来ると、恋人ができるって聞いたんで、よろしくお願いします!」
あなたは当惑して答えます。
 
「え、どなたをお訪ねですか?」
「いや、名前は知らないんですけど。よろしくお願いします!」
 
女性はそう言って、頭を下げると帰っていきました。
あなたはどう思いますか?
「何あの人、すっごい失礼!!」
 
なんて、思うのじゃないでしょうか。
 
でも、この訪問者は神社へお参りするときの私たちの姿だとは思いませんか?縁結び、パワースポットなどといった言葉で頭がいっぱいになってしまって、そこにお祀りされている神様のことなど、頭からすっかり抜け落ちてしまう。
 
「お願いごとをする前に、自分の住所と名前を言わないと、神様が誰だかわからないんだって」なんてウソかホントかわからない知識はあっても、その神様のお名前やどうしてそこ に祀られたかまでは知らない。
 
ご安心ください。日本の神様は寛大ですから、こんなことでいちいちご立腹されること はないといいます。 でも、神様だって自分のことをきちんと知ってくれて、それで手を合わせてくれたほうがご気分がいいんじゃないかと思うのです。
 
もう何千年と、晴れの日も雨の日も変わりなく、私たち日本人のことを見守り続けてくださっている神様です。
 
晴れの日も雨の日も…………と書きましたが、長い日本の歴史の中では、私たち日本人の多くが神様にあまり関心を払わない時代もありました。 それでも変わらず、神様は見守り続けてくださっているのです。
 
私たちがちゃんとお名前やご縁起を知って手を合わせたら、もっともっと見守ってくだ さるんじゃないかなーなどという下心は隠しつつ、八百萬の神様への精一杯の感謝と親愛をこめて、この本をお届けしたいと思います。
 
それでは、今から神様たちを訪ねる旅へと出発しましょう!
 
「国生み」「黄泉の国」「天の石屋戸」「須佐之男の活躍」「大国主神の国づくり」「国譲り」「天孫降臨など。
 

イラストも構成もステキ。神様通になっちゃうね。オススメです。(^^)