最近、ラジオを聞かなくなったなあー!ニッポン放送は、高嶋ひでたけさんが好きで
FMなんて、とんでもないっ!!!キンキンした澄んだ音より、雑音まじりのAMラジオが好きなよよー!♪
“AM4:30”という「深夜のような早朝のような時間」からはじまるこの番組に、年齢性別を問わず多くのリスナーが集まってきています。ある人は「ラジオの向こうにも、今起きている人がいると思えるだけで救われる気持ちになる」と言います。きっとそれだけではない、あけゆく朝の“ここ”には何かがあると思うんです」そのエッセンスを紹介しよう。
・学生生活の中で、ラジオは救いだった。 先行き不安な若造はラジオパーソナリティの亀渕昭信、 高嶋ひでたけ、林美雄、小島一慶、土居まさる、みのもんた、 吉田照美、野沢那智、白石冬美、吉田拓郎、南こうせつ、 谷村新司、愛川欽也、永六輔、きたやまおさむ、 タモリといった方々が語る“とびっきりの面白話” やなにげない日常、そして旅や映画、音楽の話から、 人には様々な生き方があることを教えてもらった。 一方で深夜放送を聴き終えたときの背徳感はかなりのものだった。
・フワちゃんとともにしゃべりがうまいのは、あのちゃんだ。 じつはフリートークにすごい能力がある。北海道の新しい野球場・ エスコンフィールドで始球式をやった。 そもそもあのちゃんは野球をまるで知らない。 エスコンフィールドもマウンドもわからないのだ。番組では、 あのちゃんは「わからない」 ということだけで50分もフリートークをしてしまった。 アナウンサー出身の私は50分の放送をやるのに「知っている」「 調べて知っている」という状態にして、トークを展開していく。 でもあのちゃんは「わからない」ということだけで、 話をどんどんどんどん転がしていった。 これはすごい人だと聴き入ってしまった。
・「盲目は不自由なれど不幸にあらず」〜石川毅(つよし) さんの朝〜
石川さんは山下達郎さんの大ファン。 中野サンプラザでのチケットが当たって、 なんと最前列のど真ん中の席。「お客さんが総立ちで、 最後の局が終わったとき、付き添ってくれた義理の姉が、 震えるような声でこう行ってきたんです。『達郎さんが、 いまあなたのすぐ前まで来ているのよ。もう2、3歩前に出て、 手を出したら、握手してくれるかもしれないわよ』と」 そう言われて手を伸ばすと優しく握ってくれる温かな手があった。 『あんなにうれしいことはありませんでしたね。 私は目が不自由だということを達郎さんは気づいてくださったと思 うんです。 そしてステージで使っていたタンバリンをプレゼントしてくれて… …今でも大切に持ってます。タンバリンを鳴らすと、 あの感動が蘇ってくるんです。それとあの歌『Your Eyes』)も……』
やっぱりラジオって、活字にしてもいいよね。庶民の当たり前のなにげない暮らしにドラマがあるんだよね。いいなあ。オススメです。(^^)