以前、このブログで紹介した、この本。ある意味、人生を変える威力のある本だったね。
この本のモデルとなったのが『読書のすすめ』の清水克衛さん。またまた読みましたー!(^^)
「スマホに頼るな。“?"と“! "が思考の軸をつくる。幸せを求めたら不幸になるに決まっている。本当の成功法則は“魂”の成長をともなうものです。そのためには、「問い」を見つけるための読書が必要なのです。本のソムリエがマンガ、児童書から小説、実用書、思想書、古典まで縦横無尽に紹介!巻末にブックガイド「世の中に流されないための60冊」を収録」そのエッセンスを紹介しよう。
・「幸せなんて求めたら、不幸になるに決まってるじゃん。まず、 人を喜ばしてみよう」
・多くの「成功法則」といわれる本を眺めてみると、 その辺がちょっと怪しく感じられますね。曰く「簡単に儲かる」「 ラクラク成功する」「たった3分でうまくいく」。 ウルトラマンだって3分、必死の戦いをしてるのに(笑)。
・常識とは、その社会の中の「大多数の人々の考え方」です。 いわば大衆の意識です。この「大衆」 をどう定義するかはさまざまですが、私は全体の95% を占める人々を「大衆」と捉えています。これに対して、 大衆の意識に左右されない人たちがいます。「5%」 の人たちです。この人たちは、 大衆に影響されることはありません。だから思考の自動化など、 操られたり、洗脳されたりすることもないのです。 そのためにも私たちは「5%の力」 を身につけていかなければならないのです。
・心のフィルター 4つ
1 偶然はない。人としての成長に必要なことはすべて必然で起こる。
2 未来の不安に生きない。今を生きる。
3 被害者意識を持たない。
4 自分の考えや価値観を掴まない、囚われない。
・福沢諭吉の『学問のすゝめ』は、当時3,400万人ほどで、 その中で300万部以上も売れたというのです。 実際には複製して配った人もいたそうですから、 推定で500万部は読まれたのではないかと言われています。 つまり日本人の6〜 7人に一人はこの本を読んだということになります。
・「そうか、自分の学問をしなければ!」と燃えるように思い、 腹の底からドッカーン! と燃えるような熱い気持ちになったのです。 この本は本当の自己啓発書だと思います。本当の自己啓発書とは、 燃える本なのです。読むと肚の底から心が燃えてきて、 無性に何か動きたくなり、 魂の目覚めのスイッチが入るものなのです。
・人を感動させるとっておきの法則=NWB
N=泣かす W=笑かす B=びっくりさせる
・人間成長の「ガギグゲゴ」
ガ=我慢 ギ=義憤 グ=愚鈍 ゲ=元気 ゴ=悟性
・「あのね、立ち読みは良くないよ、 だってこれを作っている人たちはこれでゴハン食べているんだよ。 君たちのお父さんお母さんがその職に就いていたとしたら、 君たちがゴハンを食べられなくなってしまうんだよ。ね! わかった?」
・「本ってモンは誰のために作るんです? 読んでくださる人々のためでしょうが。 読み手が何を求めるているか、 知恵を絞って考えるのが版元の務めってモンじゃアリやせんか。 読み手が臨んでんのはなあ、目新しい本ですぜ、 読んで役に立つとか、胸が踊るとか、 喜怒哀楽が激しく揺さぶられるってなモンを望んでんだ。 蔦屋耕書堂は本を売ってんじゃねえ、可能を売ってんだ!」( 車浮代『蔦重の教え』
「非効率重視のアメリカ、効率重視の日本」は、目からウロコだなあ。いいなあ、清水さん、骨があるなー!オススメです。(^^)