「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「本調子Ⅱ プロは逆境でこそ笑う 成功の糸口が見つかる思考法」(清水克衛など)

読書のすすめ店長 清水克衛さん。6月21日(土)に長崎の出張先にて亡くなったとの知らせが入った。享年63歳。若すぎる旅立ちだ。南無阿弥陀佛。合掌。
 
そんなときにこの本に出会うとは!!こんなときこそ笑わないと。そのエッセンスを紹介しよう。
 
・今の清水克衛が他人事のように、当時の清水克衛をよくよく考察してみたところ、 ものすごいことが分かりました。それは、私自身が本屋という職種について何の知識もなかったということです。こんなこと言うと「?」と思われる方も多いんじゃないかと思うのですが、 事実なんですね。まさに「事実は小説より奇なり」そのまんまです。
 
私がもし本屋のことを良く知っていたとします。百人に聞いて百人が「そんな場所で本屋なんてやっても無理だよ」と言う業界の常識を持ち出されて説得されたら、私自身も「やっぱりそうだよな」と悔しいけど納得してしまっていたんだと思うのです。
 
先ほども書きましたが、せっかく売れるというイメージしか持っていなかったのに 「常識」という知識が邪魔をして打ち消され、売れないマイナスイメージを作り出してしまう結果になっていたとでしょう。
 
「本を読む者に困ったことは起こらない」
 
「歴史上の人物をもっと自分の身近において考えてみようよ」
 
私が二十代のころ、司馬遼太郎竜馬がゆくを読んで感動し、すぐに高知県は桂浜に行ってしまいました。その砂浜に日本酒片手に一日中座り込んだことがあります。
 
坂本龍馬を歴史上の英雄ということではなく、もっと一人の人間として感じたかったからなのです。海だけをじっと見続けていると、この大きな海や青い空も龍馬が見てきたものと同じ景色なんだと思えてきます。 そうすると、身体の芯からじわーっと彼の涙や汗が感じられるようになるんです
 
歴史に登場する人々だってたくさん失敗したり、苦しい目にあって涙を流したことがあったんです。偉大な業績を残した彼らだって、すべて完璧にはいかなかったはずです。私たちは歴史でその人物を知ろうとするとつい良いところばかりに目が行きがちになりますが、本当に大切なのはその裏側です。彼らだって聖人ではなかったのです。
 
・「宝くじってあるでしょ。まさか清水君は買っていたりしないだろうねあういうのを買ってしまうというのはね、自分が三億円を稼げるというイメージが出来ないってことでしょ稼ぐのが大変だからって気づかないうちに現実から逃げているようなものなんだ」今だから白状しますが、実はこのとき、私のポケットには宝くじが入っておりました。西田先生はやっぱり預言者かもしれないと疑ってしまった一瞬でございました。
 
 
・大きな視点で考えてみれば、「楽する」ことより「楽しむ」ことのほうが効率が良い。
 
・私からすると「人間関係も商売も、もう、行き着くところはこれしかない!」と確信を持たざるを得ない。「三方良し」に「ちょっとおせっかい」、「稼ぎ3割、仕事7割」に、人の嫌がる面倒なことも喜んでやってあげるとか、江戸しぐさは最強の生き方なんです。
 
「これからは拡大よりも充実することが大切だ」
 
そうです。「お金に直接ならなくても、まず人を喜ばせる」今、それをやれる人が、 時代の最先端なんです。世の中どんなに不況になったってこの世界に住めていればそんなのまったく関係ありません。
 
 
・商人的にはね、何でも流行ってしまったら終わりなんですよ。流行ってしまうと、その後はウソで固めないと儲からなくなってしまう。でも本物の商人は、そんなことに執着せずに、どんどん進んでいかなきゃなりません。過去のデータ分析なんかしているより、きざし、ニオイを感じ取ること。私も本気で、江戸時代の、あの、人と人との間の空気感に学び実践していきたいと思っています。一緒に新しい時代を作りましょう。
 
・私自身もまだまだ挑戦の日々を送っておりますので、安定した日などございません。
毎日がスペシャルであり、エキサイティングです。正直泣きたい日もございます
 
・しかし、「それでも笑っていよう」と言い聞かせて過ごしているのです。強さと優しさを身につけた人生のプロは、逆境でこそ笑うのです。笑うといっても高笑いではありませんよ。微笑みです。すべてを包み込むような微笑です。
 

『笑っているとき、人間は最も強い』中村天風。ワタシの座右の銘です。心より御冥福をお祈り申し上げます。南無阿弥陀佛。合掌。m(_ _)m