「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「プロ野球のスゴイ話 プロ野球はじめて物語」(高橋安幸&『野球小僧』編集部)

さいころになりたかったモノは、プロ野球選手か、歌手。歌手は、実現したけど、残念ながら野球は諦めたが、野球関連の本を読むのが大好き。年間50冊くらいは読むよなあ!♪

 

さてこの本もいいよお!プロ野球のあらゆる「はじめて」に関係するスゴイ話がもりだくさん! 読めばプロ野球がもっと楽しくなる、野球ファン必読の一冊」そのエッセンスを紹介しよう。

 

【史上初の通算2000本安打達成 川上哲治

 
長嶋茂雄にもこえられなかった川上のスゴイ記録がある。2000本安打を打つまでにかかった試合数だ。川上の1646試合は、44人の達成者のなかでいちばん少ない。つまりいちばん速い。しかも川上選手は軍隊にとられて野球ができなくなって、家族のために農作業をしていた時機があった、その3年間、野球から離れて、また戻ってはじめた大変さを想像してみれば、もっとそのスゴさがわかると思う。球が止まって見えるhじょどの訓練、1日1000回の素振りで高められた技術が、史上最速の2000本安打につながったのだ。
 

 
・川上は引退してすぐに巨人の打撃コーチになり、1961(昭和36)年から監督になった。すると、とにかくチームが勝つために、新しい方法、はじめての方法をどんどんとり入れていった。川上はチーム全体で勝ちに向かう野球を目指した。今では当たり前の「チームプレー」という言葉は、川上監督が日本ではじめて使ったものだ。
 
現役時代は、どうしたら打てるようになるかを考えて、人のバッティングを見て学び、猛練習した川上。監督になってからは、どうしたら勝てるチームになるかを考えて、どんどん新しい方法をとり入れた。自分で考えて、チャレンジする気持ちがあったからこそ、誰にも真似のできない偉業をなしとげられたのだ。
 
「はじめてノーヒットノーランを達成した投手 沢村栄治」「日本ではじめてフォークボールを投げた投手 杉下茂」「はじめてシーズン50本塁打をこえた選手 小鶴誠」「はじめて3000本安打を打った選手 張本勲」「日本初の外国人選手 ビクトル・スタルヒン」「日本人初のメジャーリーガー 村上雅則野茂英雄」「初の日本人カタカナ登録名 イチロー」「プロ野球初の天覧試合」「はじめての背番号」「はじめての「新人で全イニング出場」」「はじめての外国人監督」「はじめての「代打逆転サヨナラ満塁ホームラン」」など。