「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「111本の木」(リナ・シン マリアンヌ・フェラー)

111本の木

111本の木

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「事実は小説より奇なり」だよね。何よりも事実の持つ説得力はパワーがあるよね。この本の内容もそれ。

 

「インドに、女児の誕生を111本の木を植えて祝う村があります。ジェンダー平等を提唱するこのエコロジー活動により、村は豊かな自然を取り戻しました。女児に学ぶ機会を与え、児童婚から守るために行動した村長を描く実話」そのエッセンスを紹介しよう。

 

・女の子が生まれると、111本の木を植えておいわいする村があります

ほんの少し前まで、インドのある村では、古い習慣を守ってくらしていました。

その村では、男の子が生まれると、なべやフライパンをたたき、おかしを食べておいわいしました。

 

一方、女の子が生まれると、家は静まりかえっていました。

……ところが今では、村はすっかり変わりました。

女の子が生まれると、111本の木を植えておいわいするようになったのです!!

 

村長さんは、考えました。

 

●女の子が生まれるたびに木を植えて、破壊された自然を取り戻そう

●女の子にも男の子と同じように学ぶ機会を与えよう

●18歳になるまで結婚させないようにしよう

村長さんは村人たちを説得してまわり、村人みんなでこの活動に取り組んだのです。

 

今の時代って、いい時代だよね。多様性の時代、ジェンダーレスの時代。自分の個性が生きる時代だよね。一度きりの人生、自分の個性を生かしきりたいね。オススメです。(^^)

 

111本の木

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