「事実は小説より奇なり」だよね。何よりも事実の持つ説得力はパワーがあるよね。この本の内容もそれ。
「インドに、女児の誕生を111本の木を植えて祝う村があります。ジェンダー平等を提唱するこのエコロジー活動により、村は豊かな自然を取り戻しました。女児に学ぶ機会を与え、児童婚から守るために行動した村長を描く実話」そのエッセンスを紹介しよう。
・女の子が生まれると、111本の木を植えておいわいする村があります
ほんの少し前まで、インドのある村では、古い習慣を守ってくらしていました。
その村では、男の子が生まれると、なべやフライパンをたたき、おかしを食べておいわいしました。
一方、女の子が生まれると、家は静まりかえっていました。
……ところが今では、村はすっかり変わりました。
女の子が生まれると、111本の木を植えておいわいするようになったのです!!
村長さんは、考えました。
●女の子が生まれるたびに木を植えて、破壊された自然を取り戻そう
●女の子にも男の子と同じように学ぶ機会を与えよう
●18歳になるまで結婚させないようにしよう
村長さんは村人たちを説得してまわり、村人みんなでこの活動に取り組んだのです。
今の時代って、いい時代だよね。多様性の時代、ジェンダーレスの時代。自分の個性が生きる時代だよね。一度きりの人生、自分の個性を生かしきりたいね。オススメです。(^^)