この本のタイトル、気になるなー。「コミュニケーション」じゃなくて「コミュニケイション」だよ。なぜ、なんでー!?(笑)
「いつも明るく元気な人でなくていいんです――。まずはちゃんと「聞く」ことができるだけで、コミュニケイションの悩みはぐっと減る。30年以上演出家としてコミュニケイションとは何か?と向き合ってきた著者が満を持して送るコミュニケイション論決定版」そのエッセンスを紹介しよう。
・30年以上演劇の演出家を続けてきて、
・多くの人は、コミュニケイションのやり方を学ぶのではなく、 親のコミュニケイションのやり方を受け継いでいるのだと思います 。
・無意識にしていたことを、意識的に見られるようになれば、 自分の「考え方」「人との接し方」「 コミュニケイションのやり方」を、 客観的に見ることができるようになります。
・「自分は誰からコミュニケイションのやり方を学んだんだろう? 」と一度、自分自身に問いかけてみて下さい。 無意識にまねした人はいましかた?親以外に、友人や先輩、 教師の中に「あんな風に人と接したい」「 ああいう喋り方をしたい」と思った人がいましたか?
・コミュニケイションは「聞く」「話す」「交渉する」 の3つの技術のこと。
・情報と感情の両方を伝えることが、 効果的なコミュニケイションのためには、大切なことだからです。
・日本人は「世間」と「社会」という別々の空間は、 意識的にも無意識的にも生きていると思っているのです。そして、 コミュニケイションも「世間」 を生きるための効果的なコミュニケイションと「社会」 を生きるための効果的なコミュニケイションの2種類に分かれると 思っているのです。
・「世間」とは、あなたと利害・人間関係があると、将来、利害・ 人間関係が生まれる可能性が高い人たちのことです。 つまりあなたが所蔵している集団やグループのことです。「社会」 とは、今現在、あなたの何の関係もなく、 将来も関係が生まれる可能性が低い人達のことです。 他人とか知らない人とか群衆とか一般人とかです。欧米では「 世間」は存在しません。すべてが「社会」です。
・質問が浮かばない時は、僕は「シタシキナカニ衣食住」 を考えます。
・昔は良かったというのは、ファンタジーの定番です。 人情が厚く、人々ばお互い助け合ったといわれる昭和の時代、 映画『ALWAYS三丁目の夕日』 の舞台となった東京タワーが完成した昭和33年は、戦後、 殺人事件が一番多かった年です。
・「〜させていただく」 の連呼は日本語の恥だと僕は本気で思っています。 情報を伝えることが目的なのではなく、失敗しないこと、 予防線を張ること、 誰からも突っ込まれないことがテーマだと思っているのです。
ホント、そうだよね。ワタシも「〜させていただきく」は、イライラしちゃうなー!オススメです。(・∀・)